みなさん口や口の周辺にちいさな水ぶくれがなった経験はありませんか?
私も年に数回疲れた時や風邪などで体調が悪い時に良くなり中々治らない経験があります。
口の周りにできる小さな水ぶくれはヘルペスの可能性が高く、口唇ヘルペスというウィルスが原因です。
この記事では、口唇ヘルペスを起こす単純ヘルペスのウィルスの性質と、再発を防ぐための予防法などを紹介しています。
ヘルペスはいちどなると繰り返す
しつこいヘルペスの正体
⬛️ヘルペスとは
ヘルペスとは、皮膚に小さな水ぶくれの集まりが出来る病気のことで疱疹とも呼ばれます。
ヘルペスは単純ヘルペス(単純疱疹)と帯状疱疹の2種類があり、単純ヘルペスは幅広い年齢層に症状が現れ、早く回復します。帯状疱疹は高齢者に多く、神経痛様の痛みを伴います。
ヘルペスの原因
ヘルペスになったら
では、なぜヘルペスになってしまうのか原因を見てみましょう。
唇やその周囲に小さな水ぶくれが出来る病気“口唇ヘルペス”は、単純ヘルペスウイルスが原因で起こります。
単純ヘルペスウイルスとは感染力非常に強く、直接的な接触のほかにウイルスがついたタオルやグラスなどを使ってしまうと移ってしまいます。
このウイルスの特徴は、最初に感染して免疫をしその人に抗体ができても、機会があれば再感染や再発を繰り返すおそれがあります。
大人にみられる口唇ヘルペスのほとんどが再発型で、年1~2回の再発を繰り返します。
ヘルペスにならないために
繰り返さないために
一度なると再発を繰り返すヘルペスですが、予防方法はあるのでしょうか。
⬛︎水痘(水ぼうそう)の予防接種
水痘を予防するためには、水痘ワクチンを接種が効果的です。水痘ワクチンの効果は水痘の予防だけでなく、もし水痘に感染しても症状を軽減することができます。
⬛抵抗力を高める
体の抵抗力を高めることで、単純ヘルペスが再発しにくくなります。
栄養バランスの良い食事や、ストレスの少ない生活を送るように心がけましょう。紫外線は単純ヘルペスの再発の原因となります。
紫外線の強い夏は、日焼け止めを肌に塗ったり、帽子をかぶったりするなど、紫外線対策を行うようにしましょう。
⬛患部に直接触れない
口唇ヘルペスによる水ぶくれの中には膨大な数の単純ヘルペス菌が詰まっています。
これが破れて他人の皮膚や粘膜につくと感染し、しかも単純ヘルペスは感染力が強いので、キスしただけで接触した体の箇所に次々とうつります。
患部に直接触れることを避けるのはもちろん、患部に触れたタオルや歯ブラシなどの洗面用具は他人に使わせないようにしましょう。