みなさんご存知でしょうか、現在日本での突然死の原因で6割をしめているのが『虚血性心不全』が死因の原因ということです。
いわゆる、心臓麻痺って言われているものに当たります。虚血性心疾患は基本虚血性心不全と同じ意味で用いられています。
それでは、この虚血性心不全はどうして起こるのでしょうか。
この記事では、この虚血性心不全の前兆や症状、予防法、危険因子を紹介しています。
突然死がすぐには受け入れられないのは当然
虚血性心不全、いわゆる心臓麻痺
【虚血性心不全とは】
心臓は1日に約10万回も収縮・拡張を繰り返しています。全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。
虚血性心不全とは、この冠動脈が動脈硬化などの原因で狭くなったり、閉塞したりして心筋に血液が行かなくなることから起こります。
虚血性心不全の前兆
事前に防ぐ事は?
では主にどのような症状や原因が考えられるのでしょうか!虚血性心不全と言えば、昔は高齢者がなるイメージでしたが現在では50代でもかかると言われています。
その大きな原因は、食生活の乱れや喫煙、社会的ストレスなどが心臓の血管が傷つき、動脈硬化が進行して心臓への血流が滞ることで起きるのです。
現在、糖尿病患者が増えていますが、それに比例して虚血性心不全の死亡者も増加しています。
主な症状として、尋常ではない胸の痛みやむくみ、胸の痛みは1分で意識を失う人もいるほど痛く30分ほど苦しみ死に至る人もいるのです。
虚血性心不全の予防法
運動や塩分を控える
心不全の予防や治療の一環として、生活習慣を見直すことが大事が1番の予防方法と言われています。
特に注意したいのが塩分摂取で、人間だ1日6グラム以下がと言われており1日3食のうち、1食分を塩分が少ない食事にしてみるのも良いでしょう。
例えば、食パン1枚(6枚切り)とコーヒー、ヨーグルトなどの乳製品、フルーツで1食分とすれば、パンにバターを塗っても塩分は1グラム以下に抑えることができます。
パンをやめれば塩分ゼロになり、6グラムの塩分を残りの2食に使えることになります。あとは血液の巡廻を良くするためにも適度な運動をするように心がけましょう。
虚血性心不全の三大危険因子は高血圧、糖尿病、高脂血症(総コレステロールや中性脂肪の高値)だと言われています。
さらに、喫煙、肥満、食事、運動不足、情動ストレスなどが加わるとリスクは増大してしまいます。
健診や人間ドックで潜在的な心疾患を事前に発見できなかった場合は、その予防は不可能だと言われています。
突然死の死因の6割をしめているのが虚血性心不全です。虚血性心不全は年齢方がなるイメージですが実は現在では50代の方でもかかる病気と言われています。
かかる原因の1つと言われているのが生活習慣病が原因の1つとも言われています。日頃のからの適度な運動や食生活に気をつけ未然に防ぎましょう。