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逆流性食道炎の放置は危険、胃酸の逆流の原因と自覚症状、治療方法は?

怖い逆流性食道炎、放置は危険

強い胃酸が胃から食道へ戻る

胸焼けで気分が悪くなった、という経験は誰でも持っていると思います。それが、あたりまえのように起こるとしたら結構辛いものがあります。

ふつう、胃の入り口は噴門と言って、筋肉でしっかりと閉じているのです。そのおかげで胃からは食道へ戻らないようになっているわけです。

しかし、その噴門から、何かの原因で胃の中の強い酸性の胃液や消化途中の食物が、食道に逆流してしまうのです。そうすると、食道はその酸のために炎症を起こしてしまうのです。

これが「逆流食道炎」で、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じてしまうわけです。

以前は、日本人には少ない病気といわれていたものが、食生活の変化などによって、日本でも増えてきているそうです。

また、高齢者に多いと以前はいわれていたものが、最近は若い人にも増えているということもいわれています。

逆流性食道炎の原因は?

実は、胃以外は酸には勝てないのです

下部食道括約筋が弱まる

胃と食道の関係が正常なら、胃液によって食道が傷ついてしまわないように、下部食道括約筋という食道と胃の境目の筋肉が、逆流を防いでいます、

この下部食道括約筋が、加齢、食事内容、肥満、姿勢といった影響で、きちんと働けないことが原因です。

さらに、一時的な逆流によって粘膜が炎症を起こすと、食道が過敏になり、逆流性食道炎の発生につながるともいわれています。

便秘

また、若い人に逆流性食道炎が起こる原因の一つが、便秘だといわれています。便秘によって腹圧が高まってしまい、それによって、胃が腸からの圧迫を受けて逆流が起こるわけです。

常習性便秘症の人では、なんと約10%に逆流性食道炎が見られるそうです。これによって若い人でも逆流性食道炎が起こりやすくなるわけです。

脂肪の多い食事

さらに、脂肪分の多い食事によっても起こります。脂肪を食べると、十二指腸からコレシストキニンというホルモンが分泌されて、下部食道括約筋がゆるんだり、胃酸が増えたりするそうです。

これは、脂肪がほかの栄養素に比べて消化に負担がかかることから起こります。そして、脂肪分の多い食事を好む人は、逆流性食道炎が起こりやすいことになります。

気をつけたい諸症状

こんな自覚症状が出たら要注意

実際に感じる症状には次のようなものがあります。

胸焼けがする

酸っぱいものや苦いものがこみ上げてくるというのは、胃液が食道に逆流しているからです。

ゲップがよく出る

呑酸といって、酸っぱい液体が口まで上がってきて、ゲップがでやすくなります。

喉に違和感がある

喉が詰まっている感じや、喉のイガイガが気になる、咳が出るといった場合です。

口内炎ができやすい

逆流した胃液によって、のどや口腔内に炎症が起こります。

咳や喘息

逆流した胃液がのどや気管支を直接刺激することがあります。

治療法と対策

逆流性食道炎を克服したい

生活の改善

食後、すぐ横にならないことや、前屈みの姿勢を改善して、腹圧が上がらないようにするといったことです。

また、逆流を起こしやすい食品を避けることも重要です。アルコール、ブラックコーヒー、炭酸飲料、たばこ、油もの、甘いもの、酸っぱい食品などです。

薬物療法

病院へ行けば、逆流性食道炎のために内服薬が出ます。胃酸の分泌の抑制や胃や食道の運動を亢進させる薬、食道や胃の粘膜を保護する薬です。

そのなかでも、胃酸の分泌を抑制するものが逆流性食道炎の治療に効果が高いとされているそうです。

外科的な治療

薬物治療でも効果が出なかったり、食道炎の重症化によって、食道が狭くなって出血を繰り返す場合は、手術をすることになります。

恐ろしいのは食道癌のリスク

逆流性食道炎と食道癌の関係

重症の逆流性食道炎では、食道がんが発生しやすいといわれています。さらに、それを助長する原因もわかっているそうです。

・酒を飲む
・たばこを吸う
・熱い食事を好む
・刺激の強い食事を好む
・野菜や果物をあまりとらない

また、逆流性食道炎の原因でも、便秘や高脂肪の食事は、大腸がんのリスク要因にもなるといわれています。

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