カカオニブは、神の食べ物と言われています。
欧米では結構広まっている、とっても栄養価が高い、いわゆるスーパーフードです。
これ、日本では、まだまだ馴染みが薄いですが、抗酸化作用が注目されているので、きっと広まるのではと思います。
この記事では、スーパーフード、カカオニブのメリットとデメリット、気になる副作用のことを紹介しています。
最近注目されるカカオニブとは?
人気のスーパーフード、神の食べ物
カカオといえば、チョコレートやココアの原料の、カカオ豆を連想する人が多いのではないかと思います。
じつは、カカオニブもそのカカオ豆が原料なので、親戚です。簡単に言えば、カカオ豆から胚芽と外皮を取り除いて、くだいたものがカカオニブです。
カカオニブは、チョコレートと同様の香りがしますが、甘味は全くないものです。しかし、ビタミンやミネラル、ポリフェノール、たんぱく質、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。
カカオニブの効果
注目される栄養素の宝庫
先ほども言ったように、カカオニブには、ポリフェノールや食物繊維が多く含まれます。それ以外にも、マグネシウムや鉄などのミネラル類、さらにカテキンも含まれます。
このマグネシウムや鉄などをはじめとしたミネラル類は、日本人にとってはとても重要です。けっこう不足しがちな栄養みたいです。
ダイエット中になると、さらに不足しがちで、ミネラル類を豊富に含むカカオニブは、ダイエット中でもカロリーを気にせず食べられるのです。
チョコレートと同様、カカオニブには、ポリフェノールも豊富に含まれています。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、美肌や老化防止などに効果があるといわれています。
また、カカオニブには、ポリフェノールの一種であるカテキンも含まれていて、脂肪を分解するための酵素の働きを助ける効果があるそうです。
また、カカオニブのカテキンは緑茶の4倍も含まれていて、抗菌作用で口臭予防や虫歯、歯周病の予防などにも効果があり、歯の健康を守ってくれるそうです。
さらに、リグニンという不溶性の食物繊維によって、腸内環境を整えて、便秘の解消にも効果があると言われています。
カカオニブなら、おやつにしても、糖分がないので、カロリーを気にせず食べられ、なおかつ、脂肪を分解してくれるわけです。
カカオニブのおいしい食べ方
手軽に食べて、おいしいカカオニブ
カカオニブを、そのまま食べると、酸味の効いたダークチョコレートのような風味で、これも美味しいのですが、食べやすいのは、シリアルに混ぜて食べる方法です。
ポリフェノールたっぷりのカカオニブをシリアルに混ぜた朝食に食べることは、日中の紫外線の影響を抑えることもできます。
また、ヨーグルトにトッピングしたり、クッキーなどのスイーツに混ぜるのも美味しい食べ方です。
1.グラノーラに混ぜる
シリアルとドライフルーツが混じったグラノーラは人気ですが、そこにカカオニブを加えれば、食感もよくなり、甘いだけではない、ビターなグラノーラが楽しめるわけです。
2.ヨーグルトに混ぜる
毎日食べるヨーグルトに、カカオニブも足してみます。カカオニブを加えることで、また違った味のヨーグルトになります。
カカオニブの気になるデメリット
知っておきたい、副作用やデメリット
まず、忘れてはならないことは、カカオニブには、カフェインが含まれているということです。
したがって、妊娠中や授乳中の人は摂取を控えなければならないと言われています。
カフェインのために、夜に食べてしまうと、興奮して眠れないということも考えられます。
他に、市販のカカオニブの中には、食べやすくするために糖分が添加されているものもあるようです。
そうなると、この糖分は余計になってしまうため、せっかくのカカオニブを摂ることにデメリットが生じるので、糖分が入っていないものを選びましょう。