どんぐりは木の実の総称のこと、なぜその名前がついたのか、その由来 - 桃色の雫
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どんぐりは木の実の総称のこと、なぜその名前がついたのか、その由来

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あなたも子どもの頃に、近くの山や神社、公園、学校などに行って、どんぐりを拾ったことありますね。

きっと、たくさんの実がなっていて、そのまわりに、いっぱい落ちているどんぐりを拾って、大切に持ち帰ったのではないでしょうか。

実は、どんぐりという実をつける、特別な木はないのです。

なぜなら、一口にどんぐりと言っても、沢山の種類があって、なんと世界中では6属600種類以上のどんぐりがあるそうです。

この記事では、そんなどんぐりが、どんな種類の木でできるのか、どんぐりの世界を紹介しています。

これからは、どんなどんぐりがどんな木にできるのか、ちょっと別の視点で見ることができるかもしれませんね。

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どんぐりの名の由来

命をつないできた自然の恵み

日本に存在するどんぐりは22種類です。どんぐりはブナ科の木になる木の実で、同じブナ科でも種類によって、大きさや形も色もさまざまです。

どんぐりを漢字で書くと「団栗」と書くそうです。団は丸いという意味で、栗のようなまるい実という意味から「どんぐり」となったといわれています。

ほかにも、また韓国語の「まるいもの」という意味の「ドングル・イ」という言葉が、語源になっているという説も有力です。

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どんぐりの見分け方

実だけ見ても、なかなか区別が付かない

どんぐりは、実の部分は、とても良く似ている場合があるので、それだけで区別するのはちょっと無理みたいです。

そんな場合には、どんぐりがなっていた木の特徴や、葉の特徴をもとにどの種類かがわかるそうです。

葉の特徴

どんぐりの木には落葉樹と照葉樹があります。冬に葉を落とすのは落葉樹、一年を通して葉をつけている照葉樹があります。

また、葉の形や大きさも、カシワのような大きな葉もあれば、クヌギやクリなどのように細長い葉を持つものもあります。

他にも葉のまわりがトゲトゲのもの、ギザギザのものなど、細かい部分が違っていて、たくさんの種類があることに気付かされます。

木の特徴

どんぐりの木の表面を見ると、ゴツゴツして割れているもの、割れ目はなく表面が皮質でザラザラとしているものなどがあります。

どんぐりの種類


ブナ科の中にある、属という種類分けです。

マテバシイ属

マテバシイ

日本のどんぐりの中では、一番殻がかたくて頑丈な種類です。

シリブカガシ

どんぐりの帽子のような部分に接するお尻の部分が深くくぼんでいます。

シイ属

スダジイ

木がシイタケの栽培に使われることからシタシイ、その後スタジイへと変化しました。バナナの皮を剥いたようにみえます。

ツブラジイ

日本で一番ちいさなどんぐりで、コジイとも呼ばれます。

コナラ属

シラカシ

実の首から肩にあたる部分に細かな毛が生えています。

アラカシ

濃い縦じまが見られるものもあり、大きさは小さめです。

イチイガシ

首から肩の部分にびっしりと細かい毛が生えていて、茶色や黄色の縦じま模様があります。

ツクバネガシ

枝先の葉が衝羽根に似ています。薄い縦じまがあり、アカガシにそっくりです。

アカガシ

実はツクバネガシとそっくりで、木で見分けます。

ハナガガシ

九州と四国の限られた場所だけに分布しています。殻斗の輪っかにギザギザがあります。

ウラジロガシ

葉の裏側が白くなっています。殻斗のすその部分に、時々切れ込みが見られます。

オキナワウラジロガシ

沖縄地方に分布していて、大きさは日本で最も大きいそうです。

コナラ属

ウバメガシ

殻斗は薄くて浅めです。温かい地方の海岸近くに多く木がはえています。

コナラ

ほとんど毛はなく、つるつるです。ミズナラと比べると、大きさはすこし小さくなっています。

クヌギ

まるくて大きなどんぐりと、反り返ったりん片におおわれた殻斗がたいへん特徴的です。

アベマキ

どんぐりはクヌギとよく似ています。殻斗も分厚くて深くなっています。

ナラガシワ

どんぐりはコナラに似ています。葉がカシワに似ているのでナラガシワとよばれます。

ミズナラ

こげ茶色のどんぐりが特徴的です。

カシワ

大きな葉っぱを持ちます。どんぐりはふさふさとしたりん片に覆われています。

ブナ属

ブナ

小さなふさふさした殻斗の中に2つの先が尖った三角のどんぐりが2個入っています。

イヌブナ

どんぐりは小さくて朝顔の種によく似ています。柄が日本一長い種類です。

クリ属

クリ

殻斗が鋭いトゲで覆われているが特徴です。

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