高温注意情報の基準、導入は熱中症の対策がきっかけだった! - 桃色の雫
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高温注意情報の基準、導入は熱中症の対策がきっかけだった!

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みなさん、じつは、気象庁の定めている注意報や警報の中には「高温注意報」というのはないということ、ご存知でしたか。

「低温注意報」はあるんですけどね。

ようするに、暑さそのものではなく、それによって起こる熱中症に向けての対策に関する気象情報というものなんだそうです。

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「高温注意報」高温に対する情報提供

異常気象時の熱中症リスクとは

北海道、沖縄を除く地域が対象だそうですが、翌日又は当日の最高気温が発表基準(おおむね35℃)以上になることが予想される場合に「高温注意情報」を発表することになっています。

さらに、向こう1週間で高温注意情報が発表されるような気象の状態が続きそうな場合にも、数日前から「高温に関する気象情報」を発表するそうです。

それと、5日目以降の1週間の平均気温が平年よりかなり高いか、かなり低いときに発表されている異常天候早期警戒情報というのがあります。

これが、平均気温が一定の値を超える可能性が大きいときに、「熱中症等の健康管理に注意」などコメントを加えて注意を促すそうです。

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高温注意情報と高温に関する気象情報

ややこしいけど、少し違う

1.高温注意情報

翌日又は当日の最高気温が発表基準以上になることが予想される場合に、発表される情報です。

気温予測グラフを掲載して、熱中症への注意を呼びかけることになっています。

2.高温に関する気象情報

向こう1週間で最高気温が発表基準以上になることが予想される場合に、数日前から「高温に関する気象情報」を発表するそうです。

3.高温に関する異常天候早期警戒情報

7日間平均気温が平年よりかなり高い場合に発表される「高温に関する異常天候早期警戒情報」があります。

そこで、7日平均気温が概ね26℃を超える確率が 30%以上と予想される場合に、熱中症に対する注意を呼びかけるものだそうです。

熱中症について

熱中症が起こるメカニズムとは

ふつう、身体の中では生み出される熱と放出される熱はバランスがとれているんですね。このバランスが崩れたとき、熱中症になってしまいます。

熱中症というのは、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できなくなって起こるいろいろな症状をまとめて呼びます。

熱中症にかかっている危険性のある症状

1.めまいや顔のほてり

めまいや立ちくらみ、顔がほてりなどがみえたら、熱中症の可能性があります。ときには、一時的な意識喪失や、腹痛などの症状が出ます。

このような熱中症のサインがみえたら、症状を悪化させないために、水分補給・塩分補給を行います。

2.筋肉痛や筋肉のけいれん

「こむら返り」と呼ばれますが、手足の筋肉がつります。このとき、筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。

3.体のだるさや吐き気

体がぐったりして、力が入らなくなります。吐き気がしたり、頭痛などを伴う場合もあります。

4.汗のかきかたがおかしい

ふいてもふいても汗がでます。または、逆にまったく汗をかいていなかったりと、汗のかきかたが異常になってしまいます。

5.体温が高い、皮ふの異常

体温が高くなり、皮ふを触るとすごく熱くなっています。そして、皮ふが赤く乾いていたりします。

6.呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする場合は危険です。体がガクガクとひきつけたり、まっすぐ歩けなかったりと異常がみえたら、重度の熱中症の可能性があります。

7.水分補給ができない

呼びかけに反応しなかったり、もう自分でうまく水分補給もできないときはもう、大変危険な状態だといえます。

この場合は、すぐ医療機関を受診するために、救急車を呼ぶ方がいいでしょう。

このように、とっても怖い熱中症にならないために見、高温注意情報を活用する必要があるわけです。

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