子供がまばたきが多いのは病気のサイン?
どんな原因が考えられるのか?
子供が、まばたきを繰り返したりしていると、「これってただの癖?それともなにかの病気……!?」と心配してしまいませんか。
頻繁なまばたきなどの原因は『チック症』の可能性があります。
では、実際チック症とは、いったいどんな病気なのでしょう?
今回は“チック症の症状と対処法”についてお話ししましょう。
チック症とはどんな病気?
チック症にはまばたき以外の症状はあるのか?
では、先程チック症についてお話ししましたが、実際にチック症の症状や原因をみてみましょう。
◎チック症とは
チック症は、まばたき、首振り、あるいは奇声を発するなどの動作を繰り返し、小児期の子どもに多い“神経疾患”と言われており、大きく“運動性チック”と“音声チック”の2つに分けられます。
運動性チック
運動性チックとは、まばたき、首振り、肩をすくめる、飛び跳ねるなどの動作を繰り返すは運動性チックです。
音声チック
音声チックは奇声を発したり、鼻をならしたり、咳払いなどを連発します。
多くは心と身体の成長とともに緩和・消失していくとされていますが、慢性化することもあり、慢性化したチック症は、“トゥーレット症候群”とも言われます。
◎原因は
チック症の原因は、脳の一部による異常とされる説や、ストレスなど心因性によるものと言われています。
実ははっきりと原因は解明されておらず、明確な予防法もないのが現状です。症状の緩和や改善には、親子の関わり方が重要であると言われています。
チック症と診断されたら
どんな治療方法があるのか。
チック症と診断された場合どのような治療があるのでしょう。
チック症は症状をおさえる薬はありますが、すぐに薬を使わずはじめは治療を行います。薬は、日常生活に大きく支障を来たすような場合に処方されます。
主な治療方法は、子供の場合ストレスが原因と言われており、そのため、環境調節などを行います。
チック症は4歳~11歳の子どもに発症することが多く、5~10人に1人がチック症になるとも言われ、ほとんどが発症1年以内に自然に治る事が多く、治らない場合でも成長とともに改善すると言われています。
最後に
まとめてみると
子供がやたらとまばたきをする場合はもしかしたらチック症の可能性があります。
子供のチック症はストレスが原因とも言われています。
中々自分では判断が難しいのでもしかしても思ったら専門医を受診しましょう。