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たらこと明太子の名前の由来、辛子明太子のせいで味が混乱している!

たらこは名前の通り、魚のたらの卵。では、明太子は?

多分、イメージとして、明太子は赤い、辛味のあるもの、という感じではないでしょうか。

しかし、、この呼び名、実は、現実とはかなり違っていて、問題があるのです。

この記事では、たらこと明太子の呼び名の由来や違いなどを紹介しています。

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たらこと明太子って何が違う

たらこと明太子を区別するポイント

日本生まれのたらこ

たらことは、「たらの卵巣」つまり「たらの子」を塩漬けにして加工したもののことを指します。昭和30年代くらいまではシンプルに「たらの子」と呼ばれることが多かったようです。

韓国生まれの明太子

明太子とは、発祥の地である福岡では、たらこのことを指します。韓国では、スケトウダラのことをミョンテ(明太)と呼ぶため、こちらも同様、

明太子とは、「明太の子」つまり「たらの子」すなわち「たらこ」のことを指していることになります。

このように、元々の意味を辿れば、たらこと明太子は同じものを指していることが分かります。

しかし、今日では明太子がたらこの塩漬けよりも辛い味付けがされているものといった認識が一般的になっているように思えます。

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辛子明太子の誕生

辛子明太子とは??

辛子明太子とは、スケトウダラの卵巣を唐辛子などで漬け込んだもののことを指します。先述したように、今日の日本では明太子を辛い味付けがされているたらこと認識している人が多いのです。

そこで、基本的にはたらこと明太子が「辛い味付けがされているか」で区別されていることになります。

しかし、下関や博多をはじめとする西日本の一部の地域では、一般的に言うたらこを明太子と呼んでいるので、辛い味付けがされているかどうか区別するために明太子と辛子明太子と使い分けられています。

辛子明太子の歴史は、辛子明太子業者や関係者に伝わる諸説がいくつか存在します。

博多「ふくや」の創業者である河原俊夫氏が昭和24年に、日本人の味覚に合うように独自の加工方法を作り出して生産したのが、日本の辛子明太子の始まりとも言われています。

たらこと明太子の違い

本当は同じ?!認識の違い?!

たらこも明太子も「たらの子」という同じ意味を持った言葉で同じものを指しているようですが、韓国から明太子が伝わり、福岡で辛子明太子が生まれたことが歴史です。

したがって、明太子は「辛い味付けのたらこ」というような認識が生まれ、たらこと明太子が違うものであるというのが一般的な認識になっているのが今日の日本の現状のようです。

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