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寒九の雨は2021年の寒の入りから9日め、豊作の兆しのわけと名前の由来

地球温暖化が進み冬の厳しさも年々和らいでいますが、それでも冬到来の声を聞くと、身が縮こまる思いがしますよね。

日本には寒の入りや寒九など寒さの時期をあらわす言葉がありますが、これらは暦の中に出てくる語句で、だれでも一度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?

この記事では、「寒九の雨」の名前の由来、豊作をもたらすと言われるわけを紹介しています。

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冬を感じる「寒九」とは

「寒九」の意味と由来

日本には美しい四季があり、暦は季節の変化を目安に形作られているようです。

季節と係わりの深い農業従事者が、種まきなど暦を参考にするといいますが、うなずける話ですね。

冬の寒さを実感として感じるのはいつかと問われたら、いつごろだと答えますか?暦の上では、厳しい寒さを迎えるのは1月に入ってからと伝えていますね。

厳しい寒さが始まる(寒の入り)日を小寒(1月5日ごろ)と呼び、冬の寒さが非常に厳しくなる時期を寒九(寒の入りから9日目の1月13日ごろ)と呼んでいます。また寒さが終わる(寒の明け)ころを立春(2月4日ごろ)と呼んで、小寒から立春の間を寒中や寒の内といいます。

ちなみに年賀状を出すことができなかった人や出しそびれた人が寒中見舞いを出せるのは、松の内(1月7日)を過ぎた8日から立春までの寒中の間だとされています。

寒九は冬の中でも寒さが厳しく、昔から「寒九の水」や「寒九の雨」という言葉が残っているように、特別な日として認識されてきました。

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「寒九の水」で薬を飲むと健康になる

この水は清らかで腐れにくい

寒九の時期は一年中で一番寒いころで、空気も乾燥しています。雑菌は寒気と乾燥に非常に弱いことから、この時期の水は雑菌が少なく清らかで腐りにくいのです。

そこで、昔から「寒九の水」といって薬を飲むための水として重宝されてきました。また薬として飲むこともあったようです。

体内に含まれている水の量は60%にものぼります。近年水の大切さが叫ばれるようになりましたが、昔から水の大切さはわかっていたのですね。

「寒九の水汲み」とは?

「寒九の水汲み」は酒屋の重要行事!?

酒造りにおいて水の良し悪しは、酒の品質の良し悪しに係わってくるとのこと。そのため、寒九のころの造り酒屋は最盛期に入るようです。

殊更に「寒九の水」は薬になるとまでいわれるほどの品質の良い水なので、多くの造り酒屋ではこの日に水を汲む「寒九の水汲み」を大切な行事として重要視しているようですよ。

「寒九の雨」の意味

豊作をもたらす雨だと伝えられる

農作業を営む人は、雨や日照りに敏感です。寒九のころに降る雨は雑菌も少なく澄み切っていますので、農作物にとっても恵みの雨なのでしょう。

このころの雨を豊作をもたらす雨として「寒九の雨」とよび、昔から特別視されてきました。

他の説では、寒さの厳しい時期の雨は積雪となって高い山に降り積もります。雪解け時期になると氷結していた寒九の雨が、豊富な水となって田畑に流れ出し、豊作になると考えられています。

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