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左回りの法則とは、利き手や利き足、コリオリの力が原因という説も?

陸上競技を見ていて、なぜ左回りなのかな、と疑問に思ったことはありませんか。

そういえば、小学校の運動会も左回りでした。遊園地のメリーゴーランドも左回りですね。どこかに共通点があるのでしょうね。

どこかに右回りのところがあってもおかしくないですね。というわけで探したら、競馬場には右回りもありました。しかし、あれは馬ですから。

統一することが重要なわけで、その原因は、どちらが大勢かというものによるようです。

陸上競技に当てはまるか、左回りの法則

当たり前のように、左回りのトラック

陸上競技の場合は、国際陸上競技連盟=IAAFが決めたルールがあるので、そうなっていうことになっています。

では、なぜ、そう決めたのか、については、明確にはされていないそうです。とりあえず、その方が記録が良くなるというのが理由だとか。

しかし説得力に欠ける理由ですね。なぜ左回りの方が走りやすいのでしょうか?

不思議ですが、大勢として、そちらを選ぶ人が多かったというのは間違いないようです。

回る向きは人間の脳が決めている

そちらに回る方が楽だから

この回転方向で、いちばん一般的な考えは、人間の利き足の問題です。実際に人の体の構造は、片足が軸足になって、もう片方がけり足で、これが利き足になっているそうです。

これは、脳が感じてることなので、両利きというのもあるわけです。どちらも利き足のような気がする、というわけです。

軸足は、体をしっかり支さえる、ふんばりのきく足になり、けり足の方が自由に動く器用な足だということです。

右利きの人のほうが圧倒的に多いので、左回りに走るルールになったというのがわかりやすいですね。

だから、コーナーで軸足の左足がふんばって、外側で利き足の右足というのが速く走れるというわけです。

ルールにはどう書いてあるのか

決まりとしての左回り

日本陸上競技連盟=JAAFの規則には、こう書いてあります。

第163条 レース

1. 少なくとも、1つの曲走路を含むレースでは、走ったり歩いたりする方向は、左手が内側になるようにする。またレーンナンバーは、左手側から順にレーン1とつける。〔国内〕 直線競走(100m、100m ハードル、110m ハードル)で逆走することは認めない。ただし、公式に計測された競技場において、かつ審判の諸設備が整っている場合はこの限りではない。
(日本陸上競技連盟競技規則 第3部 トラック競技 第163条レース 1.より引用)

これは、1913年に国際陸上競技連盟=IAAFが正式にルールとして決定したことをうけて決められているそうです。

だから、それ以前はしっかり決まっていなかったので、1896年のアテネオリンピックでは右回りだったそうです。

ところが、1906年のアテネオリンピック10周年記念大会のときに、競技者からやっぱり右だと走りづらいという声があって1913年から左回りに統一されたということです。

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