世界でも有名な場所といえば、ディズニーランド。
その創業者であるウォルト・ディズニーは、1901年に生まれました。アメリカのイリノイ州シカゴの生まれです。
それまでの遊園地とは一線を画した、独特の世界観が広がる場所です。
この記事では、ディズニーランドの由来、発展の歴史、そして、ディズニーの夢などを紹介しています。
ミッキーマウスの誕生
アニメからディズニーランドへ
本名はウォルター・イライアス・ディズニーといいます。あの有名なミッキーマウスの産みの親で、さまざまなアニメを制作しています。
1955年には、ディズニーランド・パークを作って成功を収め、後にウォルト・ディズニー・ワールド・プロジェクトに自身の夢を賭けます。
しかし、建設中の1966年に、その完成を見ず死去したため、兄のロイがウォルトの遺志を受け継ぎます。
そして、5年後の1971年にウォルト・ディズニー・ワールドがオープンしたそうです。
ディズニー映画の歴史
アトラクションへの発展
ウォルト・ディズニー社が1923年の創業されてから、多くの傑作アニメーション映画が生み出されてきました。
多くの歴史に残る業績を残してきましたが、ウォルトが亡くなってからは事業が低迷してしまいます。
その後、外部の協力を得てコンテンツ作成へと舵を切ります。映像制作会社「ピクサー」をディズニーが買収し完全子会社としていきます。
この会社は、もとはジョージ・ルーカスの作った映画制作会社のアニメ部門だったそうです。
そういう経緯もあって、「トイ・ストーリー」「バグズ・ライフ」「ファインディング・ニモ」などがヒットします。
さらに、ジョージ・ルーカスとの提携によって「スターツアーズ」や「インディー・ジョーンズ・アドベンチャー ~クリスタルスカルの魔宮~」「キャプテンEO」なども作成されました。
ディズニーランドの誕生
家族みんなで楽しめる場所
カリフォルニアにあるディズニーランド・パークは、ウォルト・ディズニーが自ら構想・指揮して誕生したそうです。
その原点は、ウォルト・ディズニーの実体験から来ているそうです。ウォルトは、よく幼い2人の娘を連れてカーニバルや動物園、遊園地に遊びに行っていたそうです。
そんなとき、娘たちが回転木馬に乗って楽しんでいました。そして、自分がベンチに座ってポップコーンを食べていることに、ふと気づいたそうです。
それは、なぜ両親と子どもたちが一緒に楽しめる場所が存在しないのだろうか、ということでした。
それをきっかけに、そういったものを作ろうと決めました。そして、それがディズニーランド計画の始まりだったわけです。
ウォルトはデザイナーを雇って、コンセプトを考え始めます。その施設の開発には15年という長い年月がかかったといわれています。
そして、1955年、ついに、カリフォルニア州アナハイムにディズニーランドを完成させたということです。
ウォルト・ディズニーの夢
ディズニーランドで手に入れるもの
さて、1955年7月18日、カリフォルニア州アナハイムに世界初のディズニーランドがオープンしました。
そのパークの完成を心待ちにしていたゲストたちが、ウォルトが作り上げたものをひと目見たいと押し寄せたそうです。
ウォルトは「ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう」と語っていたそうです。
それは、人々に何度も来てもらって、愛され続けないといけない、と思っていたわけです。
そしてそのためには、常に新しい夢とアイディアを持ってパークを作り続ける必要があることにも気づいていたということです。
ディズニーランドは50年以上経った現在も、そのウォルトの言葉を受け継いで、常に改良を重ねています。
同じ思いを共有するディズニー・イマジニアたちによる斬新で新しい発想と創造力が、世界中の人に感動を与え続けているのです。