靴紐を結ぶとき、たいていの人が蝶結びをしていることでしょう。
きちんと結んでいても歩いているうちに緩んでほどけてしまうことはよくあります。
実は、蝶結びではこれを避けることは難しいのです。
なぜなら、これは結び方が悪いのではなく、結んだ後に長く歩くことで自然と緩んでしまうからなのです。
この記事では、ほどけない結び方、イアンノット結びを紹介しています。
靴紐の緩みの悩みから解放されるのは間違い無いでしょう。
イアンノットで靴紐がほどける問題を解決
なぜ蝶結びでは靴紐はほどけるのか
靴紐がほどけるのは靴の問題ではなく、紐に問題がある場合が多いようです。
靴紐の形状は、「平紐」と「丸紐」の大きく2種類に分けられ、「平紐」は、ほどけにくいけれど紐自体の強度は低く、「丸紐」は強度は強いけれど、「平紐」に比べるとほどけやすいとのことです。
紐がほどけやすい靴には、「丸紐」が使われている可能性が多いです。さらに素材にも原因がある場合があります。
紐の表面がツルツルである特にナイロン製の靴紐はほどけやすいようです。綿素材でも撥水加工でツルツルしているものも同様です。
イアンノット結びの名前の由来
実際のやり方を動画で紹介
蝶結びよりも、ほどけにくく、そしてより素早く結ぶことができる方法が考案されました。
このイアンノットは、オーストラリア在住のIan Fieggenさんという人が考案した結び方です。
まず、「ノット(knot)」というのは、「結び」という意味になります。
ここでは、イアンさんの説明動画を紹介します。
ほどけないイアンノット
最強の蝶結び
慣れれば2秒でできます。ものすごく簡単でしかもほどけにくい結び方をこの機会にぜひマスターしましょう。
イアンノットの方法
・普通に1回結び、靴の前側に紐を持っていきます。
・左右に輪を作ります。最初の結び目で下から出てきた方は左手の人差し指にかけて手前に持ってくる、右手の紐は親指にかけ奥に垂らします。
・出来た輪をもう一方の輪に通します。そして逆も同じように通します。
・それまで持っていた紐を、通した紐に両方とも持ち替えます。
・持ち替えた紐を両方引っ張れば出来上がりです。
見た目は普通の蝶々結びと何ら変わりません。しかしスポーツ選手も使っている「ほどけない靴の結び方」と言われています。
普通の蝶結びとの違いは、まず作る輪がイアンノットは2つ、蝶々結びは1つですね。仕上がりもイアンノットは見るからに結び目が重厚に結ばれておりきれいな仕上がりとなります。
蝶結びは左右の輪を微調整して形を整えなければ左右同じ輪の大きさにならなかったり結び目が緩んだりして、イアンノットに比べるとやや頼りない感じになります。
イアンノットは、左右に輪を作りそのままお互いをくぐらせるので出来上がりの輪も左右対称になりやすいという見栄えでの利点があります。
なぜほどけないのか
科学的にも正しい
さて、なぜイアンノットはほどけないのか、それは一つの輪からスタートした蝶結びは左右に引っ張るときに力の加わり方が分散しないからです。
イアンノットは2つの輪を同時に引っ張るので、同じタイミングで同じ力が加わるため結び目が少し小さくなります。
結び目が重厚に見え小さく見えるのは、それだけの紐の長さを手繰り寄せ力が加わって集まり、きつく締まっている=ほどけにくいということです。
まとめ
これからの結び方、イアンノット
靴紐がある靴を履くときは、靴紐に困った経験がある人が多いでしょう。ほどけやすい人はしょっちゅうほどけるし、なぜか片方だけよくほどける、なんてこともあります。
スポーツ選手はもちろん、よく遊び走り回る子供たちから、靴の脱ぎ履きが困難な妊婦やお年寄りの方にもってこいのイアンノット結び。
蝶結びを習得するより、これからの時代は蝶々結びより、より強力で簡単なイアンノット結びを子供のころから習得し、靴紐で悩む人が減少すれば未来は明るいでしょう。