人間ドックはよく聞きますが、最近は脳ドックという言葉もあります。
人間ドックと同じで脳の健康診断になります。
さて、脳の健康ってどういうことでしょうか。
よくクイズ番組とかで目にする「脳年齢」みたいなものなのでしょうか?
この記事では、脳ドックの意味、目的と必要性、年齢と受診方法を紹介しています。
脳ドックから見える自分の病
生死を分けてしまうような大病
脳ドックとは、先述もしましたが、脳の健康状態を判断するものであり、日本人の死因のランキング入りをしている、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中を症状が出ていないうちに発見することができるものです。
特に、くも膜下出血の早期発見、予防などに功を奏しているそうです。実際に、脳卒中が発症すると命が助かっても、なんらかの後遺症が残ることが多いといわれています。
特に65歳以上になってくると「寝たきり」などというワードも出てきてしまうほどの、恐ろしい病気です。
しかし、こういった恐ろしい病気である脳卒中も早期発見に至れば、なんら怖いものでもありません。
では、この脳ドックはどういう検査をするのでしょうか?
それは、通常であれば、血液検査、脳のMRI 、MRAなどで行います。所要時間としては2時間~3時間、その医療機関にもよりますが、人間ドックに比べると時間も早く済むようです。
脳ドックはどんな検査をするのか?
脳ドックには年齢制限がある
みなさん、脳ドックってご存知でしょうか。
近年、健康ブームで人間ドックの他に最近では脳ドックも受ける人が増えて来ています。
今回は、人間ドックの重要性や更には脳ドックについてお話ししてみます。
◎脳ドックとは◎
脳ドックとは、MR(断層撮影診断)や採血によって、脳の疾患や萎縮の発症を未然に防ぐための検査です。
主に、脳血管の破裂リスクとなる脳動脈瘤や血のかたまりで血管がつまる脳梗塞更に脳腫瘍などの自覚症状のない異常箇所を調べることができます。
◎年齢や時間◎
脳ドックは30歳を超えたら受ける事ができます。
なぜ30歳から受けられるかと言うと、脳の病気のうち、血管が原因となる脳卒中の罹患率が、30代から徐々に高くなると言われるため30歳から検査が可能です。
所要時間も約3時間で、MR検査を含めた脳ドックだけでなく、通常の人間ドックを同時に行えることが特徴です。
脳ドックの受診間隔は?
受けるとしたら費用はどのくらい?
基本、脳ドックを受ける受診期間は2~3年に1度に受けるようにしたらいいようです。
ただし、人間ドックの検査などで以下の3つの症状が見つかった場合には、1年ごとに受ける必要があります。
✔️過去の脳ドックで腫瘍や血管の異常が見つかった場合
✔️健康診断でコレステロールや尿酸の値が増えた場合
✔️体のどこかにガンが見つかった場合
健康診断や人間ドックでこれらの症状が疑われた場合は毎年受ける必要があります。
では、実際に脳ドックを受けたいがどのくらい費用がかかるか気になりますよね!
一般的には脳ドックのみの場合の相場は約3万〜5万で人間ドックと合わせて検査をしたい場合、10万前後になることもあります。
脳ドックの費用が高いと思った方もいるでしょう、しかし自分の体を守るため健康に生活する為です。
毎年、会社で健康診断をやっているか大丈夫と思わず一度は脳ドックの検査をしてみるのも良いですね。