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アフタヌーンティーの起源、名前の由来、服装と食べ方のマナーとは

アフタヌーンティーと聞くと英国の貴族の優雅な時間というイメージがありますよ。

あの三段になったスタンドに可愛らしくおかれたスイーツたち、それらを紅茶とともにいただくわけです。

しかし貴族のお茶会となると、気になるのはマナー、その辺りはどうなっているのでしょうか。

この記事では、アフタヌーンティーの起源、名前の由来、服装や食べ方のマナーを紹介しています。

最近巷で話題のアフタヌーンティーとは

優雅な時間を満喫できる最高のお茶会

アフタヌーンティーの起源

まず、アフタヌーンティーの概要からです。アフタヌーンティーが生まれたのはイギリス、19世紀半ばに貴族婦人たちの間で始まったとされています。

1840年頃、第7代ベッドフォード公爵フランシス・ラッセルの夫人であるアンナ・マリア・ラッセルが女性向けの社交の時間として、夕方の時間に友人を招きティーやお菓子、サンドイッチなどの軽食を用意したところから始まりました。

ロー・ティー(Low tea)とも呼ばれており、小さなラウンジ・テーブルや客間などの低いテーブルで提供されていました。

ちなみにその反対にあたるハイ・ティー(High tea)なるものがあり、これは大邸宅の使用人たちが夕方頃にとるティータイムでした。

メニューは肉やステーキ、パイ、パン、ケーキなどなかなか腹持ちのよさそうな物ばかり、いわゆる“がっつり”系で食事ととらえるのが良いでしょう。食事用の高いテーブルで提供されるところから名付けられたとされます。

主に社交目的でのお茶会とされており、時間は午後4時から5時くらいに、紅茶やお菓子などの軽食を楽しむものとされているようです。

今の時代だと、お夕飯や買い物に追われる主婦の時間のイメージですが、流石貴族の婦人といえますね。

軽食として出されるものは、主にケーキなどのスイーツ、サンドイッチにスコーンなどです。

アフタヌーンティーと言われて思いつく「お皿を三段におけるスタンド」に乗せて軽食をたしなみます。

因みにそのスタンドは「スリーティアーズ」という名前だそうです。スタンドの名前すら優雅で素敵な名前に思えてきます。

上から、ミニケーキ、スコーン、フィンガーサイズのサンドイッチが可愛らしく盛り付けられているのを1度は見たことがある人もいると思います。

下の段から上の段へと食べ進めていくのが基本です。けっこうボリュームがありお腹いっぱいになります。

アフタヌーンティーのマナー

服装やマナーに気を付けて楽しみたい

アフタヌーンティーを楽しむ際に気を付けたいマナーと服装、これは具体的にはどういったものなのでしょうか?

服装のマナー

服装としては基本的には、レストランに赴く際の恰好でOKとされているようです。可能であれば女性は膝が出ない長い目のスカートが理想です。

見た目もエレガントに演出できますし、過度な露出はやはり嫌われがちのようです。また、男性は素肌の見える履物はNGとされているようです。夏場ですとサンダルなどがNGにされますね。

食事のマナー

アフタヌーンティーで出されるスリーティアーズは「下から順番に食べる」のがマナーとされています。

主に「サンドイッチ、スコーン、スイーツ」が軽食として出される為、軽食から甘いものへ順に食べていきましょう。「下段のサンドイッチ→中段のスコーン→上段のスイーツ」という順でいきましょう。

まず、初めに食べる「サンドイッチ」の食べ方です。基本的には片手で持って頂きます。まずスタンドからサンドイッチを取り、一旦お皿においてから食します。

スタンドからとって直接口に運ぶのではなく、お皿を経由してから口に運ぶと良いとされているようです。

また、サンドイッチは「ティーサンドイッチ」と言って通常サイズの物より小さめに作られていることが多いようです。3~4cm角に小さく薄く作ったものになるようです。

しかし、サイズが大きめであった場合は、ナイフとフォークで一口大に切ってから頂く形が良いそうです。

次に、「スコーン」の食べ方です。スコーンは手で真ん中から上下に二つに割ってから頂きます。それ以上は小さく割らずに頂きましょう。
ナイフとフォークで細かくするまたはかじるなどは良くありません。またスコーンに塗るクリームやジャム、バターなどはお皿の脇によそってから一口分ずつ、スコーンにつけると良いとされているそうです。

そして片手で持って頂きましょう。このスコーンの食べ方はパンと同じになります。パンでもこのマナーを忘れずにしましょう。

最後に「スイーツ」の食べ方です。スイーツは一口大であれば、手で食べてもOKとされています。それ以外はナイフとフォークを使用して食べるようにしましょう。

種類とお勧めの飲み方

違いのわかる人になりたい・・・

紅茶の銘柄は有名どころからダージリン、アールグレイ、アッサム、セイロン、イングリッシュ・ブレックファーストなどがあります。

イギリスで最もよく飲まれているのがイングリッシュ・ブレックファーストになります。

ダージリンは世界三大銘茶(ダージリンのほかにウバ、キーマン)で、インド北東部の急斜面で栽培されているため、昼と夜の激しい温度差が刺激になり、個性的な紅茶が出来上がります。

白く透き通った琥珀色で、マスカットフレーバーと呼ばれる甘いフルーティな香りと深い渋みの奥にはしっかりとコクがあります。

アールグレイは中国やセイロンが産地で渋みの少ないダージリンと中国茶のブレンドにベルガモットで香りを付けた一般的に言うフレーバーティー(着紅茶)です。ベルガモットの香りはミルクととても相性が良いので、ミルクティーとしておすすめです。

アッサムはインド北部が産地となり、タンニンが多くクセが少ないため、ミルクティーにもってこいの紅茶です。

セイロンはスリランカ産でスリランカ産紅茶の総称をセイロンティーと呼びます。栽培される茶園の標高によって種類分けされており、高地のものはハイ・グロウン・ティーで濃く、味わい深いものです。

中地がミディアム・グロウン・ティー、低地がロウ・グロウン・ティーとなり濃厚ですが香りが薄くなるといった特徴があります。

優雅さは心のゆとりを与えてくれる

忙しい毎日に穏やかな時間を

紅茶を飲むのも、ティーカップの下にあるお皿、ソーサーをもって飲むと優雅に見えるそうです。また、物をとる際はナイフとフォークで挟んで取ったほうが綺麗に見えるなどもあります。

美しく見せるマナー、自分も優雅な気持ちになれるし、相手にも良い印象を与えますね。お互い気持ちよくなれるのは理想ですし、いつまでもアフタヌーンティーを楽しめます。

たまには忙しい毎日を忘れて、ひと時の安らぎになるそんなアフタヌーンティーを嗜んでみてはどうでしょうか。

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