甚平と聞くと夏祭りを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
今や大人用から子供用まで沢山の甚平がありますね。
そんな大人用の甚平を子供用にアレンジしてみるのも楽しそうですね。
この記事では、甚平の発祥、名前の由来、子供用にアレンジする方法を紹介しています。
甚平ってそもそも何だったのでしょう
元々甚平は男性用だった?
さて、そもそも甚平とはどんな物を言うのでしょう。
甚平はもともとは男性や子供が、主に夏に着る和装のホームウェアの事をいいます。
最近になってレディース用がたくさん出回り、女性の間でも浴衣より手軽に着られることから甚平が人気になりました。
甚平の発祥と名前の由来
もともと甚平は、戦国時代に下級武士が使っていた陣羽織を真似してつくられたと言われる、雑兵用陣羽織が発祥だと言われています。
それが、陣兵羽織ですが、やがて「甚兵衛羽織」になったというわけです。
さらに、この甚兵衛羽織を着物に仕立てたものが誕生します。それが、甚兵衛で、漢字を変えて甚平と呼ぶようになったのです。
アレンジ一つでかっこよく決まる!!
小物一つで映える甚平に!!
甚平もただ切るのではなく小物一つで子供甚平もカッコよく決まります!!
では、子供用でカッコいい甚平にするポイントを紹介しましょう!!
手ぬぐいやフェイスタオルを頭に巻く
巻き方も頭全体を包んだりおでこに巻いたりとするだけでおしゃれになります。
ポシェットをアクセントにする
和柄やキャラクターものを持っても可愛いのですが、おしゃれポイントとして、夏らしさを演出するな針編みのポシェットがまた一段とおしゃれになります!!
たすき掛けをする
浴衣の腰ひもなどだ甚平をたすき掛けはどうでしょう!!
たすき掛けをするだけでお祭り感もでますし、かっこよく見えます。
あまった布で子供用甚平の作り方
世界で一つしかない甚平を作ろうと!!
実は子供用の甚平は余った布で簡単に作る事ができるのです!!
今回はベビー用の甚平の作り方を紹介しましょう!!
【用意する物】
表布(リップルプリント)112cm幅
・70cmサイズ…110cm
・80cmサイズ…110cm
ゴムテープ 0.7cm幅
・70cmサイズ…80cm
・80cmサイズ…80cm
飾りボタン直径1.15cm
・70cmサイズ…1個
・80cmサイズ…1個
【でき上がり寸法】
[上身丈]
・70cmサイズ…30.3cm
・80cmサイズ…33cm
[上ゆき丈]
・70cmサイズ…19.25cm
・80cmサイズ…21.5cm
[上身幅]
・70cmサイズ…33.5cm
・80cmサイズ…35cm
[下総丈]
・70cmサイズ…23.8cm
・80cmサイズ…26.5cm
【作り方】
️採寸の仕方
基本的にゆかたや甚平のサイズは身長で選びます。ただし二部式ゆかたやゆかたドレス、じんべい類の下はヒップとウエスト寸法が一番近いサイズを選ぶようにしましょう。
でき上がり寸法
甚平のでき上がり寸法は、下記の採寸に従って表示しています。身丈は腰上げをした状態、ゆき丈は肩上げをした状態で表示しています。レースがついている場合はレース分も含みます。
甚平の縫い方のポイントは縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします
上の作り方
・縫い始める前に 脇・袖下・袖山の布端にジグザグミシンをかける
【1】後ろ中心線を縫い、裾・前端を縫う
【2】タック(肩あげ)を縫う
【3】ひもをはさみ、脇線を縫う
【4】袖を作る
【5】袖をつける
下の作り方
・縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします
・縫い始める前に 脇・股上・股下・ウエストの布端にジグザグミシンをかける
【1】脇線・股下線を縫う
【2】裾を縫う
【3】股上線を縫う
【4】ウエストを縫う
【5】ゴムテープを通す
これであまった布で子供用の甚平が完成です。
最後に
まとめると
甚平は夏の定番の衣装です。
夏祭り以外にも普段着として着るばつのも良いでしょう。
甚平は風通しや通気性も抜群で暑い夏にはオススメです!!
子供用の甚平であれば自宅にあまった布で簡単につくる事ができます!!