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エルメスのオレンジカラーの誕生の由来、人気の色になったわけ、高級で特別な一品、バッグや香水まで

エルメスの色、と聞かれたらきっと、オレンジのはずですね。

そして、あのオレンジ色のものを他で見つけることはあまりありません。

しかし、高級品がなぜ、あのような鮮やかなオレンジ色になったのでしょうか。

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エルメスはオレンジ

もはや他の色では表せない

今では、あのショッピングバッグやボックスのオレンジは「エルメスオレンジ」と呼ばれています。

そして、その色は、確実に目を引いています。

さらに、そこに憧れさえ抱かせるような、そんなオレンジ色、いったいいつから使われているのでしょう。

https://www.unite-kyoto.jp/archives/11356
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災いが幸いした

オレンジカラーが代名詞に

第二次世界大戦の最中、フランスでは物資がとても不足していました。

それまでは、エルメスは包装用に使っていたのが、淡いベージュの紙でした。しかし、それが入手できなくなった時、苦肉の策として、倉庫に残っていた鮮やかなオレンジ色の紙を使わざるを得なかったのです。

そして、使ったオレンジ色の印象が良かったためか、戦争が終わってからもオレンジは採用され続けたそうです。

https://www.unite-kyoto.jp/archives/11352

正式カラーとして採用

エルメスの象徴へ

1960年代になると、エルメスのオレンジ色のバッグを持つ姿がパリの街でどんどんと出現しました。

それを見た、エルメス家の人たちがオレンジ色を正式にエルメスのカラーとして採用することにしたのです。

それ以来、エルメスのオレンジ色は、エルメスオレンジとして、正式なものになったということです。

現在ではあの鮮やかなオレンジカラーが、エルメスの象徴として、支持されるようになったわけです。

エルメスでショッピングをした時に、パッケージに使われるのがオレンジボックスです。

この箱ですらエルメスの商品価値を高めるアイテムとして人気があるほどです。

https://www.unite-kyoto.jp/archives/11348

様々な素材に使用される

オレンジは人気の色

エルメスではとても多くの商品を展開しています。それぞれに存在するオレンジはやはり人気のカラーとして存在が際立っているのです。

個性的なのに飽きることなく使えるのがエルメスオレンジなんですね。

ハンカチもエルメスオレンジ色。ジャカード織りで、四隅に走る白いラインが特徴です。

ポケットからさりげなく出して、それが普段使いだなんてしたら、それだけで素敵な大人を演じていいけそうですね。

エルメスは特別?


エルメスは最高の品質

エルメス=Hermes は、現在、フランスのエルメス・インターナショナル社が展開する総合ファッションブランドになっています。

エルメス社の発祥はもともと馬具工房として創業したものです。しかし、自動車の発展による馬車の衰退を予見したのです。

そして、鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移します。その後、高級ブランドの地位を確立していきます。

エルメスのロゴは、馬具工房に由来するデュックとタイガーが描かれています。デュックは四輪馬車で、タイガーは従者のことを指します。

このロゴに、主人が描かれていません。これには、「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という意味があるそうです。


エルメスの誕生

馬具工房から始まる歴史

1837年に、ティエリ・エルメスがパリのランパール通りにある職人街で高級馬具工房をオープンしました。

ここで、ナポレオン3世やロシア皇帝などの御用達馬具商になります。その後、さまざまな王侯貴族に愛用されるようになっていきます。

1867年には、パリで開催された第2回万国博覧会で銀賞を受賞し、1878年には第3回万国博覧会で金賞を受賞しています。

1880年にはシャルル・エミール・エルメスが工房を受け継ぎ、現在の本店所在地に移り、鞍の製造・卸しに加えて小売りも始めました。

エルメスの歴史とあゆみ

馬具から、バッグ、さらに総合ファッションへ

1892年にサック・オータクロアというバーキンの原型となったモデルを作成します。これがエルメス最初のバッグで、本来は馬鞍を収納するためのものでした。

1903年には、馬車から自動車に変わる時代を予見し、事業の多様化に乗り出します。そして、女性用の財布やバッグの製造を開始しました。

1920年にファスナーの特許を申請します。そして、初めてバッグにファスナーを使用し、世界初のファスナー付きバッグ、ブガッティ、後のボリードを発表しました。

1927年には、腕時計を発表します。そして、この頃から腕時計以外にも、小物衣料、スカーフ等の服飾小物を事業に取り入れるようになったのです。

1945年に現在のロゴマークを登録します。さらに、オレンジ色の包装紙を採用したのもこの時期です。

じつは、このオレンジの包装紙は、大戦中に資材が不足して、仕方なく余っていた紙を使ったもので、それが、そのまま使用されているそうです。

1947年には、香水部門がスタート、ロベール・デュマ・エルメスが、シルクスカーフと香水に注力しました。

1978年に現在の当主であるジャン・ルイ・デュマが就任します。1981年に腕時計クリッパー、1984年に女優ジェーン・バーキンのために作ったバーキンを発表します。


エルメスの憧れの商品ラインアップ

名前を聞いただけで高級感が伝わる

サック・オータクロア

100年以上も作り続けられているエルメス初のバッグです。バーキンの原型モデルだそうです。

ブガッティ

ボリードの元の商品名で、フランスにあった高級自動車メーカーの名前です。自動車旅行用バッグとしてデザインされたものです。世界で始めてファスナーを使用しました。

サック・ア・クロア

1935年にサック・ア・クロアが誕生、後にハリウッド女優のグレース・ケリー、後のモナコ公妃が妊娠中のおなかをこのバッグで隠すようにしたことから、ケリー改称しました。


エルメス カレーシュ

香水の名前であるカレーシュは、幌付きの四輪馬車の一種です。最も優雅な馬車で、エルメスの香水の最初の商品にこの名前が付けられました。

コンスタンス

1969年に登場したもので、デザイナーは愛娘の名前だそうです。『H』バックルが象微的です。

エヴリン

1978年に発表されたショルダーバッグで、耐久性のあるトリヨン・クレマンスを素材としています。開口部がスナップ式で、Hが型押しされ、入手も困難です。

クリッパー

エルメスの定番時計として最も人気があるアイテムです。

バーキン

女優ジェーン・バーキンのために作った事で有名です。開口部が広く、間仕切りもないので荷物がたっぷり収納できます。

フルーツライン

フルーツを模した商品ラインアップで、キーホルダーシリーズが有名です。コインケースなどの小物類も展開しています。

https://www.unite-kyoto.jp/archives/11352
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