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けの汁の作り方を簡単レシピで、青森の伝統料理を自分で楽しもう!

青森県のけの汁、冬にぴったりの料理ですね。

野菜がたっっぷり入っていて、なんとも体にいいように感じてしまうのは私だけでしょうか。

この記事では、けの汁の由来と簡単にできるレシピを紹介しています。

もう今日の晩御飯はけの汁に決まり、ですか。

けの汁は体に優しい味噌汁

寒い冬に体の芯まであったまる

けの汁は、青森の、主に津軽地方に伝わる郷土料理だそうです。

「けの汁」という呼び名は「粥の汁(かゆのしる)」という言葉がなまった結果、けのしるとなったと言われています。

具にはだいこんやにんじん、ごぼうといった野菜類と、ふき、わらび、ぜんまい等の山菜類に加えて、油揚げや高野豆腐などを細かく刻みます。

じっくりと煮込んで最後に味噌やしょうゆで味付けした栄養豊かな汁物なんですね。

けの汁の由来

昔の女正月の風習

昔は、旧暦の1月15日は小正月と言われ、女正月とも言われました。

この日は、お嫁さんは実家に戻ってゆっくり骨休めのできることになっていました。

そこで、お嫁さんがいない間も、家族が食べるものに困らないために大鍋にたくさんの「けの汁」をつくって、そして里帰りしたと言われているのです。

家庭によってバリエーション

美味しさは千差万別

けの汁の味付けは、基本味噌汁ですが、中には大豆をすりつぶしたものを入れたり、こんにゃくなどを加えたりします。

また、具材の切り方も家庭によって様々です。もちろん味付けは地域や各家庭によって個性的なんですね。

野菜

野菜は大根・人参・ごぼう・さつまいもなど根菜類を多く入れる傾向があるようです。これらが寒い冬には甘みが増すのでおいしくなるのです。

山菜

山菜はぜんまい・わらび・せりといった、香り高い山からのごちそうをふんだんに使います。

大豆製品

大豆などの豆から作ったものを用います。油揚げ・高野豆腐・青大豆・金時豆など大豆を使った加工品が使われます。

大豆製品は小さな子供からお年寄りまで喜んでくれる食材です。

味付け

けの汁の味付けは「味噌」か「醤油」のどちらかですが、一般的には味噌の方が多いようです。すまし汁にしている家庭もあるようです。

ダイエットにも適したけの汁

けの汁は低カロリー

けの汁はお肉やお魚を一切使っていません。野菜中心の料理なんですね。

したがって、カロリーは低いことがわかると思います。さらに栄養価も高いのでダイエットにも適しているのです。

昔の人は肉や魚が手に入らない時も、野菜や豆からタンパク質を摂取することで丈夫な体を維持していたわけです。

ただ、ダイエットをする上で気をつけないといけないのは、野菜の具材によってはカロリーの多いものもあることです。

特にさつまいもは糖分が高く、カロリーも高めになることが多いようです。

けの汁の作り方

コツは具材の切り方

材料(4人分)

・大根100g
・にんじん1/4本
・ごぼう1/4本
・ふき1本
・ぜんまい(またはわらび)100g
・油揚げ(小)1枚
・凍り豆腐1/2丁
・昆布10g
・こんにゃく50g
・大豆30g
・だし汁3カップ
・赤味噌50g

作り方

・大豆を一晩水につけ、皮を取って水気をきり、すり鉢ですります。これを「ずんだ」といいます。
・材料は5〜6mmの角切りにします。
・ふき、ぜんまい、凍り豆腐は水でもどし、油揚げは油抜き、こんにゃくは下ゆでしてから切ります。
・大根、にんじん、ごぼうは切って水にさらしアクを抜きます。
・昆布は焼いて細かく砕きます。
・大根、にんじん、ごぼうを水洗いし、だし汁に入れ、火にかけます。
・一煮立ちしたら味噌の半量とぜんまいを残し、材料を入れます。
・具が軟らかくなったらぜんまい、味噌を溶かし入れ、味を調えます。

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