女性服のサイズ、号数が奇数になっているわけ、アメリカが原因だった

いつもややこしいなあ、と思っている仕組みの一つに女性の服のサイズがあります。

SMLでわかるだろう、と思いつつ、どうして女性のサイズを表す号数って奇数だけなのかな、と不思議に思ったことありませんか。

実は、洋服のサイズのS・M、Lっていうのは、日本特有の表記方法なんです。そして、国によって、表記方法は異なっていたりします。

この記事では、女性服の号数はアメリカの表示方法が日本に伝わってきたときの話を紹介しています。

これを読めば、その号数と他の国の表示との違いもわかると思います。

服のサイズの呼び方

女性の方々は、洋服を選ぶ際にサイズや号数に悩まされることはありませんか？

実は、その背後にはアメリカの影響があることをご存知でしょうか。本記事では、女性服のサイズや号数がなぜ奇数になっているのか、その背景となるアメリカの流行や文化について探求していきます。

アメリカが世界的に影響力を持つファッション業界での出来事が、女性服の号数にどのような影響を与えたのか、そしてその背後にある意図や理由は何なのか。興味深い事実と背景を交えながら、女性服のサイズの謎を解明していきましょう。

男性の服の服のサイズはS・M・L・LLの4に分類されていますが、何故女性の服のサイズにはS・M・Lの他に7号・９号・11号と奇数だけのサイズがある事に疑問に思った事はありませんか？

その理由は、戦後に洋服の小売商人がアメリカに視察に行った時にアメリカで当地のサイズ表記をそのまま日本に持ち帰った事が始まりです。

当時の日本の婦人服のサイズは大雑把に「S・M・L」とあり、しかも、メーカーによってもその基準はバラバラで洋服を購入する時にサイズが合わなかったりとしたため号数を取り入れたと言われています。

その為、日本でのサイズ表記は2パターン存在するのです。では、何故号数は奇数表記なのでしょうか。

それは、号数がアメリカ表記という事から来ています。アメリカでは、成人サイズは偶数、ジュニアサイズが奇数で表示しているそうです。

しかし、日本では体が小さい為、アメリカのジュニアサイズが日本の成人女性にぴったりだった為日本の号サイズは奇数になったという事なのです。

およそSサイズに相当。（B80-82W60-62H86-88）･･･アメリカ４フランス36イタリア37

およそMサイズに相当。（B83-85W63-64H89-91）･･･アメリカ6フランス38イタリア40

およそLサイズに相当。（B86-87W65-67H92-94）･･･アメリカ8フランス40イタリア42

およそLLサイズに相当。（88-90W68-69H95-96）･･･アメリカ10フランス42イタリア44

そもそもフリーサイズは必要なのでしょうか。洋服にはサイズがあるのに何故フリーサイズがあるのでしょうか。

フリーサイズとは名前の通りゆったりとした洋服の事を言い、ニット商品で伸縮性がが高い商品に使われる事が多くあります。

・ブラウス
・カーディガン
・ポンチョ
・パジャマ

これらの商品に良く使われる事があります。