芥川賞と直木賞の違い、創設者は菊池寛、選考基準と2021年発表の時期 - 桃色の雫
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芥川賞と直木賞の違い、創設者は菊池寛、選考基準と2021年発表の時期

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芥川賞、直木賞、どちらも、どちらも超有名な文学賞で、名前くらいはほんと誰でも知っているとお思います。

毎年、候補作が発表されて、どの作品がとるのか、とすごく大きなニュースネタになってますね。

ただ、一体、いつ作られたのか、とか、誰がどんなふうに決めているのか、ということについては、あまり知られていないのではないでしょうか。

この記事では芥川賞と直木賞の違いと、誰が始めたのか、選考基準と発表される時期などを紹介しています。

これらを知れば、両賞を見る目も変わるかも知れませんね。

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「純文学」と「大衆文学」の違い

芸術性や娯楽性の違い

純文学

純文学は、芸術性や形式について重きをおいた小説の総称となっています。多くの作品は、一つのテーマに基づいて書かれることが多いようです。

大衆文学

大衆文学は、純文学と比べると、娯楽性や商業性を重んじる小説の総称となっています。ストーリーや話の展開を意識して書かれているものが多いようです。

どんな人が対象なのか

芥川賞

芥川賞は純文学が選考基準になる作品を発表した、新人作家が対象です。

直木賞

直木賞は大衆文学が選考基準の新人及び中堅作家が対象です。

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芥川賞と直木賞の決め方

芥川賞

文藝春秋の創業者は菊池寛です。その友人である芥川龍之介業績を記念して、昭和10年に制定しました。

同人雑誌を含む文学雑誌に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから、優秀な作品に贈られます。賞は懐中時計、副賞は100万円です。

賞の授賞は年2回行われます。受賞作は「文藝春秋」に全文掲載されます。選考委員は純文学の作家10名です。

直木賞

菊池寛が友人である直木三十五の業績を記念して、芥川賞と同時に昭和10年に制定しました。

新進・中堅作家による、エンターテインメント系の作品の単行本のなかから優秀な作品に贈られます。賞は懐中時計、副賞は100万円です。

賞の授賞は年2回行われます。受賞作は「オール讀物」に一部掲載されます。選考委員は大衆文学の作家9名です。

芥川賞、直木賞以外の文学賞

ジャンルごとにある文学賞

菊池寛賞

文学、映画・演劇、新聞、放送、出版、その他文化活動一般が対象です。1年間に、清新かつ創造的な業績をあげた人もしくは団体に贈られるそうです。

昭和28年から現在の形になっていて、賞は置時計、副賞は100万円です。受賞者・団体は「文藝春秋」に発表され、選考委員は4名です。

大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞

昭和28年から現在の形になりました。個人の筆者で共著を含みます。ルポルタ-ジュ・内幕もの・旅行記・伝記・戦記・ドキュメンタリ-等のノンフィクション作品全般が対象です。

賞は100万円で副賞は日本航空提供の国際線往復航空券です。受賞作品は「文藝春秋」に発表されます。現在の選考顧問は後藤正治氏です。

松本清張賞

松本清張氏の業績を記念した、公募の長編小説賞です。対象は、ジャンルを問わぬ質の高い長編エンターテインメント小説です

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