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白磁と青磁の違い、意味と歴史、名前の由来と原料、作り方と特徴

白磁と青磁はどう違うのでしょうか?

よく食器などで「白磁と青磁」がありますが、違いがいまいちわからないと言うのが本音でしょうか。

実は、色の違いはもちろん釉薬の違いもありますが、粘土にも違いがあるのです。

この記事では、白磁と青磁の違いや作られた歴史について紹介しています。

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色の違い以外にもざまざまな違いが

白磁と青磁の違いとは

【白磁とは】

白磁とは、白素地に無色の釉薬をかけた磁器の事をいいます。

ケイ酸とアルミニウムを主成分とする白色の粘土の素地に、鉄分のない植物灰と高陵石から精製された透明釉薬を掛け、高温の還元炎で焼き上げたものです。

【青磁とは】

青磁とは、青磁釉を施した磁器または炻器のことをいいます

透明感のある青緑色の磁器で、特徴的な青緑色は、釉薬や粘土に含まれる酸化第二鉄が、高温の還元焼成によって酸化第一鉄に変化する事で発色したものです。

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白磁と青磁が作られた歴史

いつ、日本に伝わってきたのか?

白磁と青磁がそれぞれ作られた歴史を見てみます。また、これらはいつ日本に伝わってきたのでしょう。

◎白磁の歴史◎

白磁ができたのは、起源は560~570年代の北斉現在の中国で作られました。

日本に伝わったの、16世紀ごろと言われ、文禄・慶長の役に際し、朝鮮半島から来た陶工によって伝わったと言われております。

白磁の技術は、染付の素地として利用されるようになり。幕末の文化・文政年間(1804年~1830年)ころには、白磁や青花は日用品として使われるようになりました。

さらに、明治に入っからは、京都の3代目、清風与平が白磁の美を追求してひとつの分野を開拓しました。

◎青磁の歴史◎

青磁は中国で発達した陶磁器です。

日本、東南アジア、朝鮮半島にも伝わり、龍窯と呼ばれる単室の登り窯で焼成され、より効率のよい窯へ龍窯が発展され、良質な青磁が生産されるようになりました。

日本に青磁が最初に現れるのは、11世紀頃で、平安時代の遺構からも越州窯産の青磁器の出土例が多くあり、中でも茶碗が最も多く作られました。

鎌倉時代に日本でも茶の湯が広まり、安土桃山時代に渡り発展します。

日本での青磁生産は、17世紀以降である。有田を中心とする磁器胎のもので色絵などと併用したものも多くあります。

白磁・青磁の値段

リーズナブルの物もある

では、実際に白磁と青磁の食器が欲しいと思っても価格が気になります。

実は、有名な物になると何百万とする物もあるそうです。

ただ、リーズナブルの物に限れば、お皿やごはん茶碗などが2000円台から購入する事もできるそうです。

白磁と青磁のデザインはシンプルなものが多いので、いろんな食器を集めてみるものいいかもしれません。

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