百舌鳥八幡ふとん太鼓、歴史と由来、開催時期と日程、見どころ | 桃色の雫

百舌鳥八幡ふとん太鼓、歴史と由来、開催時期と日程、見どころ

祭り、と聞いてワクワクする、と言うのは多分日本人の多くの人が感じるものだと思います。

では、なぜ、祭りが日本の生活に浸透してきたのでしょうか。

これは、日本の自然とともに、人と人の繋がりが生み出した部分も大きいと思います。

この記事では、百舌鳥八幡ふとん太鼓の情報を紹介しています。

堺市の百舌鳥の人たちにとっては、特別なものであるふとん太鼓とはどう言ったものなのでしょう。

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百舌鳥八幡ふとん太鼓とは

祭りの目的と概要

堺市の百舌鳥八幡宮の秋祭りがふとん太鼓になります。

その起源は江戸時代にさかのぼって、もう300年近い歴史があるそうです。

祭りの由来は、稲の豊作を祈るための祭りと八幡宮に伝わる放生会、そこに満月を祝う風習が習合、混じり合って神社の例祭になったといわれています。

ふとん太鼓は神輿の部分が、綺麗な朱色の座布団を5段重ねにしたような造りになっています。高さは4mにもなるそうです。

また、重さは約3トンにもなって、それを約70人の担ぎ手が担ぐのです。

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百舌鳥八幡ふとん太鼓の歴史

ふとん太鼓の名前の由来

百舌鳥八幡の本殿は欽明天皇のころ建てられたといわれています。本殿のすぐ前に大きな楠があり、樹齢7~800年、府指定の天然記念物だそうです。

勇壮なふとん太鼓を繰り出すことで有名な月見祭は、記録によると300年以上の伝統があるそうです。

江戸中期ごろ、綿入り布団は庶民にとってはとても貴重な品だったのです。そんな布団を神輿で巡幸する道中に、お旅所で休んだ時に,氏子が寝具として布団を運んだことが由来だといわれています。

ふとん太鼓は、太鼓を仕込んだ台の上に、朱色の座布団を5段重ねてあります。高さは約4m、重さ約3tあって、約70人で担ぎます。

ベーラベーラベラショッショイというかけ声と太鼓の音が街に響き渡ります。そして、まちを練り歩いた後、神社に奉納されるのです。

ふとん太鼓は泉州堺から瀬戸内海沿岸地方に伝えられたといわれています。そして、各地で独自の祭礼文化となって伝承されているそうです。

百舌鳥八幡ふとん太鼓の開催時期

祭りの日程

もともと、豊年祭りと意味合いは同じようなものですから、時期的には毎年旧暦の8月15日だったそうです。

太陽暦になると9月12日にあたり、ずっと、作物の豊作と満月を祝うお祭りが融合、「月見祭り」とよばれて脈々と親しまれてきました。

現在は、毎年10万人以上の観客で賑う壮大な祭りになっています。

また、日程も担ぎ手がより集まりやすいといった理由もあって、旧暦の8月15日に最も近い土日に開催されるようになりました。

百舌鳥八幡ふとん太鼓の見どころ

見逃せないクライマックスとは

実は、堺の祭りは明治時代まではほとんどの神社でだんじりが一般だったそうです。

現在でも総数としては、だんじりを引く祭りの方が多いのです。

では、なぜ、百舌鳥八幡では、だんじりでなく、ふとん太鼓なのか。

それは、ちょっと壮絶な歴史上の出来事があったのです。

明治29年の旧暦八月一日、堺市中之町西の紀州街道で湊組の船地車と北の鍛治屋町地車が鉢合わせとなったそうです。

祭りで盛り上がっていたせいか、お互い道を譲ることをせず、争論になってしまい、あげくの果てに、民家の瓦を剥がして投げ合い、ついには2名の殺傷者を出してしまったそうです。

堺警察の警官が双方数十名を捕縛したといわれ、この事件は堺の地車騒動といわれています。

このことがきっかけで、祭礼には練物は一切禁止となったそうです。

その後に日本が日露戦争に勝利した時、それを祝して、翌年明治39年に練物曳行が許可されたのですが、その時にふとん太鼓が多く奉納されたそうです。

一番多くのふとん太鼓が奉納されたのは菅原神社だそうです。多いときにはなんと十四台にも及んだといわれています。

しかし、第二次世界大戦で昭和20年に堺大空襲があり、ほとんどのふとん太鼓は焼失してしまいました。

現在は開口神社4台、菅原神社2台、方違神社1台になってしまったそうです。

百舌鳥八幡のふとん太鼓

百舌鳥八幡には大太鼓と小太鼓があります。小太鼓は主に中学生が担ぐそうです。大太鼓は高校生以上が担ぎます。

大太鼓の一番上には大人が2名乗ります。中央部には小学5・6年生の男子が8名乗ります。そして太鼓を叩くそうです。掛け声は「ベーラベーラベラショッショイ」です。

ふとん太鼓はゆっくり進むだけではありません。角を回るときは、力が入りますし、宮入の時も、猛スピードで駆け下りて、斜めになりながら、方向を変えます。

その姿は見物している人たちからも大きな拍手を持って迎えられます。

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