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松茸の人工栽培ができない理由、国産が減少、値段が高すぎるわけは?

秋になると美味しいものが沢山ありますが、秋の味覚といったらやっぱり松茸のはずでした。

しかし、今や、松茸の香りはインスタントのお吸い物以外では味わえないようになってしまいました。

あまりにも高級で中々手が出せないイメージですが、その理由はなぜでしょう。

実は、松茸はシイタケや舞茸と違って、生きている松の木でないと育たないそうです。

この記事では、松茸が人工栽培できない理由と国産が減少して、あまりにも効果になってしまったわけを紹介しています。

人口栽培の研究はずっと続けているそうですが、見込みは薄いみたいですね。

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松の種類によって生える木と生えない木

松茸が育つ松は?

松茸とはキノコ類でその名の通り松の木近くで育ちます。松茸には、根っこと似た役割をもつ菌糸という部分がありその松の根元で菌糸をはり、松の栄養吸収を助けるのです。

松の中でも最も多くの松茸が生えるのは赤松の近くです。

では、なぜ赤松に生えやすいのかというと赤松の樹齢、根元の湿度、温度、日光、日射時間、土の形、柔らかさ、栄養、などの条件が良いために生えてやすいのです。

赤松以外にも黒松にも生えますが赤松より繁殖数はすくなく難しいのです。

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松茸の独特な香り

松茸の種類

松茸の事についてわかりましたが松茸には独特の良い香りがしますがなぜあの良い香りがするのでしょうか。

松茸のあの独特の香りは、「マツタケオール」や「ケイ皮酸メチル」という成分による物なのです。とくにケイ皮酸メチルがあの松茸の良い香りをか持ち出してると言われています。

しかし、日本人には良い香りの松茸ですが外国人には悪臭に感じるようで

•革靴にこもった臭い
•軍人の靴下の臭い
•お風呂に入っていない体臭の臭い

と感じる外国人も多くいる様です。

全ての外国の方が不快に感じるわけではなくお隣の韓国や東アジアでは松茸を食べる国もあるのです。

では、松茸には種類があるのでしょうか?実は松茸には何種類かあり原産国によって違いがあります。

日本産松茸

生産量が少なく高級品なのが日本産松茸です。とても、強い香りで歯ごたえもシャキシャキしているのが特徴です。

アメリカ産松茸

アメリカ産松茸の特徴はキノコのカサが大きく全体的に色味が白い事が特徴です。歯ごたえはあまりよくありませんが、味や香りは日本産に近いものがあります。

スウェーデン・フィンランド産松茸

北欧からの輸入品です。見た目や香り、味は日本産に近く輸入品のため日本に届くまでに時間がかかるので、若干香りは落ちてしまいます。

トルコ・モロッコ産松茸

こちらも輸入された松茸でオウシュウマツタケとよばれます。杉の木などの下で育つので正確には松茸と少し違いますが日本産のものに見た目がよく似ています。

中国産松茸

国産の松茸より少々柔らかくて、値段が安いのが中国産松茸の特徴です。見た目は日本産松茸と変わらないですが、香りは少し弱いとのこと。

松茸は日本でしかならないものもと思われがちですが、実は沢山の種類があるのです。

国産の松茸が減少

取れなくなった理由

ひと昔前は松茸はたくさん生えており、よく子供がままごとの遊び材料として松茸が使われるほど沢山ありました。

しかし、近年ではあまり松茸が生えなくなった理由として松食い虫の影響があると言われています。

松茸が生える赤松を松食い虫が食べてしまい、それにより松が枯れ、松茸も減少したというわけです。そのため、現在では松茸は高級品として扱われる様になったんですね。

最後に

松茸は私達日本人にとっては高級食材で秋の味覚の王様です。

最近では国産はなかなか手に入れる事は難しくなりました。もし食べる機会があったら美味しくいただきたいものです!!

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