紅茶の飲み方には、ストレートティーとミルクティー、レモンティーとありますね。
ところで、ストレートティーとミルクティー、どちらが好まれているでしょうか。
これはあくまでも好みですが、本場のイギリスでは、濃い紅茶にミルクを入れて飲むのが一つの飲み方として定着しているみたいです。
この記事では、紅茶の飲み方と、美味しい入れ方を紹介しています。
一杯一杯を大切にする、本場の飲み方を真似しましょう。
紅茶の茶葉はケチったら負け
カップ1杯にティーバッグは1袋
本物の紅茶の味わいを楽しむためには、絶対に1袋でカップ1杯の原則を守ります。2杯目でも色がよく出ているように見えたとしても、それは色だけだと知っておきましょう。
本当に美味しい紅茶のための香りと味は、すでに1杯目で出つくしているのが紅茶なのです。
また、美味しい紅茶のために守るべきは、沸騰した熱湯を使うことです。
ストレートティー
キレイな水色とさわやかな香り、コクのある味わいが楽しめます。
アッサムやダージリン、アールグレイなどはストレートでも美味しく味わえる品種です。
ミルクティー
まず、紅茶のいい香りを残すためには、使用する牛乳を温めずに常温のものを使います。
蒸らし時間はストレートティーより少し長めにします。小皿やソーサーでフタをすると、上手に蒸らすことができます。ティーバッグを取り出してから、常温の牛乳を注ぎます。
イングリッシュブレックファストがミルクティーでは有名です。
ロイヤルミルクティー
ティーバッグを人数分+1袋入れます。ここで牛乳の割合を多めにすればミルキーになります。
最後に砂糖やはちみつを加えると、コクが出ておいしくなります。量はお好みで。
茶葉はアッサムやケニアなど、味が比較的強めの方が向いています。
美味しい紅茶を手軽に
ティーバッグでも味わえる
手軽さがウリのティーバッグ。これって、下手するとただ単に紅茶を飲んでいるだけで、楽しめないことになります。
やはり、美味しく味わうためにはそれなりの手間をかけてあげましょう。
正しいいれ方を知れば、そのちょっとした工夫がリーフティーをポットで淹れたように、豊かな香りとコクが楽しめることになるんですね。
ティーバッグで味わう
数パターンで堪能できる
一般的な入れ方
カップを湯で温めます。そこに沸騰したての熱湯を注ぎます。1杯分の湯量は150~160mlにします。ティーバッグはカップ1杯に対して1袋使うのが原則です。
蓋をして入れる
受け皿などを使ってフタをします。このフタをすることで香りを逃がさずしっかり蒸らすことができるんですね。蒸らし時間は種類によって工夫します。
最後は軽く数回振ります。強く振りすぎたり、スプーンで押しつぶしたりしては渋みが出すぎて美味しくなくなります。
ポットでティーバッグ
温めたポットを用意します。そこに杯数分の熱湯を入れ、ティーバッグを入れます。ティーバッグ1袋でカップ1杯分が原則です。