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じゃがいもはなぜ煮崩れするのか、芽に毒があるのか、名前の由来は?

じゃがいもの種類を知っていますか?

意外と知らない、じゃがいもの種類

じゃがいもは、南米アンデス高地が原産の野菜です。日本に入ってきたのは、安土桃山時代とも、江戸時代のはじめ頃とも言われています。

現在では、じゃがいもは世界中に広まっていて、各地で様々な品種が開発されています。日本国内だけでも10種類以上の品種があります。

「男爵イモ」は、日本のじゃがいもの代表でもあると言えるほどポピュラーなじゃがいもです。スーパーでよく見かけるじゃがいもです。

「メークイン」も男爵イモにならぶ、有名なじゃがいもです。男爵イモと比べて、細長く凸凹が少ないのが特徴です。ピーラーが使いやすいので、人気になっています。

「インカのめざめ」は、まるでサツマイモのような黄色が特徴のじゃがいもです。その色を楽しむために、ポテトチップスやフライドポテト向けのじゃがいもと言えます。

「トヨシロ」は、加工用に開発された品種です。糖度が低く、油で揚げても変色しにくいという特性から、ポテトチップスに使用されています。カルビーのじゃがりこなどにも使用されています。

他にも断面が紫色をしている「シャドームーン」や皮が赤色の「レッドムーン」など、様々な品種があります。

馬鈴薯とじゃがいも

馬鈴薯の由来

じゃがいもを「馬鈴薯」と表記したものを見たことがある人も多いのではないでしょうか。この「馬鈴薯」とは、一体何のことなのでしょうか?

じゃがいもは、インドネシアのジャカルタ経由で日本に入ってきたことから、「ジャガタライモ」が変形してじゃがいもと呼ばれるようになったと言われています。

これとは別に、中国から入ってきたマメ科のホドイモを「馬鈴薯」と呼んでいました。

しかし、1808年に学者の小野蘭山が「馬鈴薯がじゃがいもである」と解説してから、じゃがいもを「馬鈴薯」と呼ぶようになったようです。

現在では、農林水産省や農業協同組合は「馬鈴薯」や「馬鈴しょ」「ばれいしょ」と表記することが多く、農業学会や農業研究機関などは「じゃがいも」と表記することが多いようです。

ちなみに、「馬鈴薯」とは、馬の首につける鈴のことで、イモの形がその鈴に似ていることから、「馬鈴薯」と呼ばれるようになったそうです。

定番のじゃがいも料理「肉ジャガ」について

肉ジャガに最適の品種とは?

肉ジャガは、じゃがいも料理の代表ともいえる料理です。少し前までは、おふくろの味と言えば肉ジャガと言われていました。そのため、彼氏の心を惹きつけるため、肉ジャガを作った女性も多いのではないでしょうか。

肉ジャガを美味しく作るポイントは、ダシをしっかり煮含めることにあります。そのため、煮崩れしにくいメークインが最適です。肉ジャガの他にも、カレーやシチューにはメークインが向いています。

ポテトサラダは、ホクホク感を残す感じに仕上げるなら、男爵イモが最適です。なめらかにつぶす感じに仕上げるならメークインでも大丈夫です。

ポテトフライやポテトチップスなら、男爵イモが良いでしょう。

危険!じゃがいもに潜む毒

じゃがいもの芽には要注意

じゃがいもの芽には、ソラニンやチャコニン(カコニン)と呼ばれる天然毒素が含まれています。大量に摂取すると、吐き気や嘔吐、腹痛などの症状が出てきます。

じゃがいもの芽に毒があることは、知っている人も多いかと思いますが、皮にも注意が必要であることを知っている人は少ないのではないでしょうか。

皮が緑色に変色した部分や、実が全体的に小ぶりで、未成熟のモノにも、芽と同様にソラニンやチャコニン(カコニン)が含まれています。間違って摂取しないように注意しましょう。

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