腐葉土を花壇に使えばいいわけ、培養土との違い、作り方と使い方は | 桃色の雫

腐葉土を花壇に使えばいいわけ、培養土との違い、作り方と使い方は

園芸用品を買うためにホームセンターに行くと、葉っぱが砕けて細かくなっているようなものが腐葉土として販売されているのを見かけたことがありますね。一見、単なる枯葉にしか見えません。

実は、園芸用の土である培養土とはかなり違ったもので、花壇のような狭いところでは、最も必要な土なんです。

この記事では、腐葉土がもたらす効果と、培養土との違い、さらに、腐葉土を作る方法と、上手な使い方を紹介しています。

花壇やプランターを使って植えるときは、培養土だけでなく、腐葉土を使って、植物にとって良好な環境づくりを進めてください。

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腐葉土の種類と材料

腐植土?堆肥?バーク堆肥?

ホームセンターの園芸コーナーを見ていると腐葉土ど一緒に見かける堆肥、培養土などの名前。これらは腐葉土と何が違うのでしょうか?

腐葉土について

腐葉土とは、先述したとおり落ち葉からできたものです。

落ち葉が自然界に存在しているバクテリアなどの菌が、約1~2年ほどかかけてじわじわとゆっくりと発酵させたものです。

その名の通り「葉が腐ったことによって出来た土」です。落ち葉が地面に積り、自然の力によって発酵したもので、養分などを豊富に含んでいます。水分も多く、温度を一定に保つ能力があるのです。

また、粒子状ではないため、水はけがよく、空気を通しやすいという能力も兼ね備えています。

人工的に作られたものはもっと速く作ることが可能です。

材料としては、広葉樹の葉で作ります。

針葉樹の葉でもできないことはないようなのですが、腐葉土にするにはあまり条件がそろわなかったりリスクがあったりするようなので一般的には、広葉樹の葉で作られています。

次に堆肥についてですが、実は堆肥の種類には腐葉土も含まれています。

簡単に言えば、植物由来で作られている堆肥が、腐葉土なのです。

しかし、堆肥にはほかにも種類があり、動物のフンなどや生ごみなどから出来る堆肥もあります。

また植物由来といっても、樹木の皮でできた堆肥をバーク堆肥とよびます。

どの堆肥も、保湿や水はけなどの機能としては同じですが、扱いが違うようです。

培養土について

培養土というのは、植物を植える際につかう、肥料などが混ぜ込まれた土のことを言います。

植物のために作られて、調整をかけてあるため、ガーデニングなどにそのまま使えます。

その点、腐葉土はそれだけで植物を植えることはできません。

あくまで培養土や土を補助するものが、腐葉土・・・堆肥なのですね。

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腐葉土の作り方と使い方

意外と簡単!腐葉土づくり!

追肥の中でも一番作りやすいといわれている、腐葉土。

ガーデニングや家庭菜園などをこれからしようかなと思っている初心者の方でも作れてしまいますよ!

簡単な流れ

・穴を掘る
・落ち葉を穴に入れる
・定期的にかき混ぜる
・完成
といった流れになります。

穴を掘る

穴を掘ります。穴を掘った時に土の色が茶色や黒っぽいような土地で作るのが好ましいといわれているそうです。

しかし団地などで整備された白っぽい土ではなかなか作りづらくなるそうなので、もしそのような場所しか見当たらない場合は、ゴミ箱やポリバケツでも作れるそうです。

その際は容器に穴をあけて、排水しやすくしてやってください。

落ち葉を穴に入れる

落ち葉を先ほど作った穴、またはポリバケツなどの容器に入れていきます。

その際に、生の米ぬかを入れると発酵が早くなります。

入れ方は、落ち葉を入れる→水と米ぬかを入れた落ち葉全体にかかるように入れます→上から足で数回踏み固めます→最初に戻り同じ手順で入れていきます。

このように入れていくと良いそうです。

生の米ぬかが手に入らない場合、代用品として油かす、鶏糞、生ごみなどでもできるそうですよ。

すべての葉を入れ終えたら、上からビニールシートをかぶせ、風に飛ばされないようにとめます。これが雨除けになるので、しっかりとめておきましょう。

定期的にかき混ぜる

月に一度、様子を見て、腐葉土の中に空気を与えるようにかき混ぜます。

地面に穴を掘って作る場合だと、水分が多くなる可能性もあるため、様子を見る回数を増やしてやると成功しやすいそうです。

完成

おおよそ半年から一年かけて完成します。

発酵が進めば進むほど落ち葉の原型がなくなっていくため、どのような使用目的かで葉の形を残した腐葉土にするのか、土のようになるまで発酵させるのかを決めてやるといいそうです。

たとえば、水はけや通気性を重視する場合は、なるべく葉の形が確認できる程度の発酵具合、野菜の育成などのために土の栄養として与えたい場合は、土になじませやすい、土状まで発酵させるといったように、使用目的を考えて発酵期間を決めるのがよいそうです。

使用方法としては、植物を植える土の上に撒く、混ぜるなどといった使い方になります。

また、冬の寒い時期に、植物は凍っていたみがちなので、そういった植物の根の凍傷を防ぐための防寒として根元にかぶせるといった使い方もあるそうですよ!

しかし、土の中の腐葉土の量が多いと逆に作物の育成に害をなすことがあるそうなので、土の全体の3割未満の量を使うとよいそうです。

使う際には、量に要注意です。

腐葉土の畑や花壇での効果

実は土のパワーアップを目的とした肥料

腐葉土は肥料のようなイメージを持ってしまいがちですが、実は、腐葉土を入れたからと言って、植物の育成を速めるという効果はあまり期待できません。

腐葉土は、あくまで土壌環境を調整するものなので、植物に直接効果を与えたい場合は、肥料という形で与えるのが一番といえます。

しかし、土に栄養がなければ作物は育ちません。

しっかりと土に栄養補給をしてやれば、おのずとその土で育っているものに良い効果をもたらすことは確実。

水はけがよく根を腐らせにくくし、空気を含みやすいため、栄養が豊富で、痩せた土をふかっとした柔らかで肥沃な土に変えてくれます。

その上で育つ植物は、健康に違いありません。

自然界のパワーで生まれた、土の栄養剤、それが腐葉土なのです。

土の管理もしっかりとし、素敵なガーデニングや家庭菜園ができると良いですね。

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