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段ボールの誕生と名前の由来、日本における段ボールの歴史と種類!

みなさん、段ボールという呼び名、不思議だな、と思ったことありませんか。

実は、この呼び名、聞き間違いが呼び名になってしまったそうです。

そして、この製品の完成には、二人の人が関わっていたのです。

この記事では、段ボールの誕生と名前の由来、日本における段ボールの歴史とそれを支えた人のことを紹介しています。

段ボールの名前の由来

昔は全く違った呼び名だった

段ボール

段ボールとは板紙を多層構造で作り、包装資材などに使用できるよう加工した板状の紙製品です。

段ボールは19世紀のイギリスで当時流行していたシルクハットの内側の汗を吸い取るために開発されました。

時を経て現在としても使用されている包装資材として利用されるようになり、アメリカ合衆国においてガラス製品の包装に使用されたのが始まりと言われています。

実は、日本では、明治時代、「なまこ紙」と呼ばれていたのです。

それは波型のボール紙の形状が「なまこ」に似ていたことに由来すると言われています。

そのなまこ紙に「段ボール」という名前をつけたのは、実業家の井上貞治郎(1881~1963年)だそうです。

井上貞治郎は、段ボールの大量生産と強固な「段ボール箱」の開発に成功しました。日本の段ボールの父とも称されています。

ボール紙

段ボールに使われる平らな板紙は、「板のように厚くて丈夫な紙」という意味から英語では「paperboard(ペーパーボード)」と呼ばれています。

このペーパーボードの「ボード」という名前が日本人には「ボール」と聞こえてしまったのです。

その結果、日本ではこの板紙のことをボール紙と呼ぶようになってしまったというわけです。

段ボールとボール紙の違い

見た目はよく似ているけど

良く箱で見かける段ボール、ボール紙との違いが良く分からないという人も多いでしょう。

段ボールといったら思い出すのがみかん箱などがあります。分厚くて丈夫なイメージですよね。

では、段ボールとボール紙の違いはあるのでしょうか。

ボール紙は1枚の紙で出来ていますがそれに比べで段ボールは、必ずフルートと呼ばれる波状の紙が入っているそうです。断面を見ればその特徴がわかるとか。

ボール紙に比べて軽量でも強いというメリットとフルートがあるための目方向による独特の特性があります。

段ボールとボール紙の種類

お菓子の箱にもつかわれる

では、それぞれの種類をみてみましょう。

段ボールの種類

片面段ボール

1枚のラインに波形に成形し中心に原紙に貼り合わせた段ボールの事をいいます。

複両面段ボール

両面段ボールの片側に片面段ボールの貼り合わせた段ボールの事をいいます。

両面段ボール

片面段ボールのラインを張り合わせた段ボールのことをいいます。

複々両面段ボール

複両面段ボールの片側に片面段ボールを張り合わせた段ボールをいいます。
段ボールにはこの4種類がありそれぞれに特徴があります。

一見どれも同じに見えますが、段の高さにもいろいろあり、段ボールはフルートの高さによって区別され、必要とされる強度や用途によって使い分けられます。

ボール紙の種類

ボール紙には木材パルプで作った白ボールが有名です。

それ以外にも藁パルプを使ったボール紙は黄ボールと呼ぶものや「布ボール」「マニラボール」「茶ボール」「チップボール」「コートボール」などがあります。

良く紙箱や本の表紙などにポール紙は使われています。

最後に

まとめ

今回は段ボールとボール紙は名前はにていますが実際には違う物になります。

それぞれにも沢山種類もあり歴史も古くからあるものになるんですね。

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