気軽にオシャレを楽しむことのできるピアスは、つけてる人も多いですね。
実は、ピアスをつけていて、痒くなったり赤くなってきたりした経験を持つ人はかなり多いそうです。
それは、金属アレルギーの可能性があり、アレルギーが出にくいと言われているチタンや金でも、アレルギー症状が出る場合があるのです。
この記事では、金属アレルギーが起こる仕組みと、その対策方法を紹介しています。
樹脂ピアスもひとつの対策ですが、ピアスコートという製品もあることに注目しましょう。
金属アレルギーとは
金属アレルギーの仕組み
そもそも、金属アレルギーとは、どうして起きるのでしょうか。アクセサリーや、日用品で金属が使われているものは多数ありますよね。
アクセサリーや日用品に使われている金属が、汗により溶けて、金属イオンが出ます。その金属イオンが、体のタンパク質と融合してしまいます。
、体がそのタンパク質を異物と認識してしまい反応してしまうのが、金属アレルギーです。この金属アレルギーは、誰でもなる可能性があるものなんです。
日本人の中では、10人に1人の割合で金属アレルギーを発症している人がいると言われています。あなたも例外ではありません。
チタンや金で起こる理由
チタンや金でなぜ?
金属アレルギーが出たら、チタン製や金でできたピアスをつけると大丈夫!と思っていませんか?その認識はある意味では合っていますが、大きく間違えているとも言えるのです。
チタン
チタンはアレルギーの方がつけるアクセサリーで、手が出しやすいものの代表だと思います。ですが、チタンのアクセサリーにはニッケルやクロム、アルミニウムなどが含まれている場合もあります。
耳につく部分はちゃんとしたチタンでも、そのほかが違う金属、という場合もあります。そのため、チタンでアレルギーが起きた時は、チタンにアレルギー反応を起こしているわけではないこともあるんです。
金
18金(18k)と書かれているアクセサリーは、見たことがあると思います。そもそも18金とは、純金が75%含まれるものを言います。
そのほかは、銀や銅、パラジウムなどが含まれているんです。その、金以外に含まれるもので、アレルギーを起こす可能性があるのです。
純度100%ではないものの中にはプラチナもあります。金やプラチナが純度100%ではなく、他の金属が混ざっているのには理由があるんです。
100%の金やプラチナは、力に弱く、変形しやすいという特徴があります。そのため、他の物質を入れて、金やプラチナを強化しているんです。
なので、アレルギーが出る場合は、お手持ちのアクセサリーがどういう物質で構成されているかを調べる必要があります。
アレルギーの対策
完全には防げない
アレルギー対策とはいえ、全ての金属には、アレルギー反応が出る可能性があります。アレルギーの対策としては、汗を掻く時期にはつけない、又は長時間の使用はやめることです。
また、樹脂ピアスは最近種類も増え、可愛いものも多いです。ピアスコートという、金属イオンを抑えてくれるものも販売されています。あなたに合った対策を選んでください。
最後に
オシャレしたいのに、アレルギーが…なんて気にしたくないですよね。持っているピアスが何でできているか調べたり、対策をとったりして、オシャレを楽しんでくださいね。