出っ歯の歯並びを自力で治す方法、割り箸を使うやり方に効果は?マウスピースとどう違うの? - 2ページ目 (3ページ中) - 桃色の雫
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出っ歯の歯並びを自力で治す方法、割り箸を使うやり方に効果は?マウスピースとどう違うの?

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出っ歯とはどういう状態を言うのか

口呼吸が口腔内の状態を悪くする

出っ歯を上顎前突と言います。噛み合わせとしては上顎の前歯が前に出ている状態です。

出っ歯の状態になっていると、自分で意識して唇を閉じようとしなければ、そのままでは口が閉じません。そのために、口が開いたままになり、表情もぼーっとした感じになりがちなんですね。

また、上くちびるで前歯を隠そうとしたり、無理に口を閉じようとしたりすると、唇の周りの筋肉が緊張して、あごの部分にしわができたり、表情がちょっと不機嫌に見えたりするのです。

また、出っ歯によって唇が閉じにくい状態では口呼吸になりやすいんですね。すると、口腔内が乾燥してしまい、歯周病が悪化すると言われています。

さらに、サ行が発音しにくくなったりします。また、前歯の部分が噛み合わせが悪いので咀嚼効率が低くなります。

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出っ歯の原因はどういうものか

歯が生えてくる時期に問題が起こる

出っ歯の原因には、先天的なものと後天的なものがあるそうです。このうち、先天的な出っ歯の割合は意外と少ないと言われています。

後天的な日常的なクセ

実は、出っ歯の多くは、日常的なクセが原因だそうです。遺伝による先天的な出っ歯は、全体のおよそ30パーセント程度と意外と低いのです。

残りの70パーセントは、本人も知らないうちにしているクセが影響しているのですね。

赤ちゃんの頃のクセ

後天的に出っ歯になるのは、乳幼児期のクセが大きな原因だと言われています。一番代表的なクセは「指しゃぶり」なんです。

この幼い子どものクセが出っ歯の原因になるということはほとんど知られていません。子供がなかなか指しゃぶりをやめないとき、出っ歯になるリスクが高まるのです。

大きくなってからのクセ

子どもが大きくなってからも要注意です。出っ歯の原因となるクセに、指しゃぶりの代わりに爪を噛んでしまうことがあるのですね。

また、知らないうちに、舌で前歯をいじるクセや、前歯で舌や唇を噛んてしまうという動作が原因になる場合もあります。

前歯が絡むクセが出っ歯に

このような前歯を使ったクセというものが問題です。このクセをを持っている子どもは、歯並びが乱れてしまって出っ歯になる可能性が高くなると言われています。

長い時間かけて歯並びが出来上がるので、子供の時に出っ歯になると、大人になってから直すのは大変です。

前歯をいじる悪いクセが、知らないうちに悪い状態へとつながっていくのです。

遺伝が原因の出っ歯

遺伝が原因の場合、あごの骨に問題があることが多いそうです。

上あごと下あごのバランスが悪いのですね。上あごが大きすぎたり、下あごが小さすぎたりすることがあって、前歯が前に出てくるように見えるのです。

遺伝的な出っ歯の場合、日常生活に支障をきたすことがあまりないそうです。ただ、美容的に辛いと感じることも多いのです。

このような遺伝が原因の出っ歯は、生まれつきのものなので、生活習慣で予防したり、改善することは難しいのです。

場合によっては遺伝による出っ歯は外科治療が必要な場合もあります。上あごと下あごのバランスが大きく違う場合、あごの骨そのものを削ります。

このように、遺伝による出っ歯は、骨格そのものが原因で起こっているので、アプローチそのものが違うのです。

出っ歯の逆の受け口とは

しゃくれアゴ、反対咬合

受け口のことを下顎前突と言います。これは下あごが上あごより前に出すぎた状態です。一般的には受け口と呼ばれますし、しゃくれあごなどと呼ばれることもあります。

遺伝的な要因

下のあごが大きかったり、または上のあごが小さかったりと、骨格の遺伝が受け口の原因になっている場合です。全体としては少数だと言われています。

前歯歯軸が原因

上あごの前歯が内側に傾斜してしまい、下あごの前歯が外側に傾斜してきます。これによって骨格のバランスには問題がないのに、歯の生えてくる向きがずれてしまい、反対咬合になってしまうことがあります。

子供の時のクセが原因

子どもが無意識のうちに下の顎を前に突き出すクセを持っているとそれが反対咬合につながるのです。

また、口呼吸によって舌の位置が不安定になってしまい、下の前歯の裏側を前に押してしまい、これが原因で徐々に受け口になっていく場合もあるといわれています。

下顎前突を放置した場合

成長と共に受け口が顕著になる

受け口は成長に合わせてより顕著になっていくと言われています。

それは、下あごの骨は、思春期のころに急激に大きくなるという特徴を持っているからです。この時期までに反対咬合を改善しなければ外科的な矯正が必要になると言われています。

咀嚼機能の低下

咬み合わせが悪くなったために、咀嚼に無理な力がかかってしまうのです。その結果、あごに負担が生じてしまいます。

発音障害

受け口の場合は特にサ行の発音に影響が出やすくなります。また、舌っ足らずなしゃべり方になってしまうこともよくあります。
これが英語の発音にも影響が出ることも考えられます。

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