いびきがひどいときは睡眠時無呼吸症候群を疑う。原因と症状の特徴は? - 桃色の雫
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いびきがひどいときは睡眠時無呼吸症候群を疑う。原因と症状の特徴は?

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いびきがひどい、居眠りが多い、睡眠時無呼吸症候群かも

本当に呼吸が止まっているんだから

睡眠を妨げる要因のひとつにもなっていると言われるのが最近注目されている、睡眠時無呼吸症候群です。

眠っているときに無呼吸状態になる病気なんですね。SAS (Sleep Apnea Syndrome)と呼ぶことがあります。

めやすとしては、無呼吸状態になるのは、呼吸が10秒以上止まっていることとなっているそうです。

そして、この状態が7時間に30回以上、あるいは1時間あたり5回以上あると睡眠時無呼吸症候群にあてはまるといわれています。

居眠りの大きな原因になるSAS

2003年2月、山陽新幹線で、運転士が眠ったまま時速270kmで走りつづけました。緊急停止したので、大きな事故にならずに済みましたが、じつは、原因が睡眠時無呼吸症候群による居眠りだったのです。

電車の運転士だけではありません。バスやタクシー、トラックの運転手、飛行機や船の操縦士などすべての交通機関で問題にすべきです。

また、大事な会議などで居眠りをして、周囲からの評価が下がったりします。このように睡眠時無呼吸症候群=SASは、社会的な問題になるのです。

睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に何度も呼吸が止まるので、体の中の酸素が不足します。

そのために、深く眠れなくなり、熟睡できません。また、呼吸が止まり、そのあと呼吸が再開するときに大きないびきが特徴です。

これが一晩中繰り返されます。そこで、よく眠れず、結局、昼間眠くなるということになるわけです。

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睡眠時無呼吸症候群の症状

SASに見られる症状

睡眠時無呼吸症候群=SASにかかると、寝不足が原因となってさまざまな症状が現れます。つぎのような症状があります。

1.寝ているときの症状

・いびきをかく
・息が止まる
・呼吸が乱れる
・息が苦しくて目が覚める
・なんども目を覚まし、トイレに行く

2.起きているときの症状

・しばしば居眠りをする
・記憶力や集中力が低下する
・性欲がなくなる
・体を動かすときに息切れする

睡眠時無呼吸症候群の原因

SASになる原因

睡眠時無呼吸症候群=SASを発症する原因には、いくつかの要因があると言われています。

1.太っていてあごや首に脂肪がついている

睡眠時無呼吸症候群は、半数以上が肥満を伴っているといわれています。

2.あごが小さい

日本人など東アジア系の人間には、あごが小さいことから、睡眠時無呼吸症候群=SASにかかる人が多くみられるそうです。

3.アルコールを飲む

夜寝る前の飲酒は無呼吸の悪化の原因になります。

4.舌が大きく、気道が狭い

体型的には太った男性、首の短いような男性、舌が大きい人が睡眠時無呼吸症候群=SASになりやすいといわれています。

5.加齢によって、舌が下がる

加齢によって、舌の筋力がおちて、のどがふさがりやすくなる

さらに狭心症などの虚血性心疾患や心不全、肺の病気などにかかっていると、睡眠時無呼吸症候群=SASが悪化しやすいといわれています。

睡眠時無呼吸症候群の治療法

いろいろな治療法

睡眠時無呼吸症候群=SASの治療にはいくつかのパターンが考えられます。

1.減量や生活習慣の改善

軽症の場合は、減量や生活習慣だけで症状が改善することもあります。

2.CPAP

症状が進んでしまった場合、睡眠時に鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける方法を用いることがあります。

Continuous Positive Airway Pressure の頭文字からCPAP=シーパップと呼ばれています。

CPAPを使うとその風圧により、のどの中にスペースが確保されます。やわらかい組織を強制的に押し開くので、鼻でスムースに呼吸ができるのです。

3.その他の方法

他にも口腔内装置の挿入や手術治療も必要になる場合もあるそうです。

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