イノベーションとリノベーションの意味
2つは全く違う意味合い
よく最近テレビなどでイノベーションとリノベーションと言う言葉を聞きますね。単語の響きがとっても似ている2つの言葉ですが、意味も同じのように思ってしまいます。
しかし、実は2つの言葉は全く違う意味合いを持っているんです。よく似たイノベーションとリノベーションについて調べてみました。
イノベーションとは
イノベーションとは『革新、刷新』のことで日本では『技術革新』とも言われております。イノベーションは主にビジネスシーンで使われる言葉です。
歴史上最大の「イノベーション」と言われているのが、18世紀後半から19世紀前半にかけてイギリスで起こった産業革命です。
蒸気による機械が登場し、手工業から工場制機械工業へと変革、生産性が飛躍的に高まりました。 近年では、インターネットをはじめとする情報技術の発達・普及とそれによる社会の急激な変化をさす
「IT革命」もイノベーションの一つです。
リノベーションとは
リノベーションとは古い建物、絵などの修復、復元の事を言います。建築業界でいう「リノベーション」とは「既存の住宅の改修・改良」のことを言います。
リノベーション済みの住宅を「リノベーション住宅」と言ったりもします。リノベーションの最大のポイントが、大規模な改修工事をすることで、建築物の性能を新築時よりも向上させるところにあります。
リノベーション住宅とは?
リノベーションのポイント
リノベーションとは住宅の修復、復元の意味がある事はわかったが、実際にどの様な物なのかを見てみましょう。
スケルトン状態からのリノベーション
スケルトンとは建物の骨格を指し、スケルトン状態とは骨格以外を取り除いた状態をいいます。リノベーションでは、骨格以外の壁や床、排気管などを新しくするのがリノベーションになります。
デザインの変更や性能アップ
リノベーションは部屋のデザインを大きく変えることや、キッチンをオープンキッチンにするなどの大規模な変更を行います。
間取りの変更
リノベーションでは間取りを大きく変更することができます。家族に合った住まいに変えることができるのがポイントです。
リフォームとリノベーションの違い
リフォームとは?
リフォームという言葉はさまざまな意味合いで使われます。そこで思うのがリフォームとリノベーションの違いは何なのか?気になりますよね。
リフォームは壁紙の張り替えなど小規模なものから大規模なものまで、いろいろです。もともとリフォームには、悪いものを直すというような意味があります。
そのため、壊れていたり、汚れていたり、古くなったものを新しくしたり、現代に見合った施設にしたりするときに使われます。
建設省の定義では、「新築時の目論みに近づく様に復元する」とあります。