水虫の正体といろいろな症状。なぜ治りにくいのか、その理由と薬の塗り方 - 桃色の雫
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水虫の正体といろいろな症状。なぜ治りにくいのか、その理由と薬の塗り方

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水虫の正体は皮膚の中に入り込んだ白癬菌

強い生命力を持つカビ

水虫の正体は、白癬菌というカビの一種だそうです。これが、皮膚の一番外側にある、角質層というところに寄生して繁殖しているわけです。

冬になって、低温で乾燥している状態になると、おとなしくして、なりをひそめているのですが、暖かくなってくると、高温でジメジメした状態になって、増殖するので、患部が悪化してくるわけです。

実は、皮膚の角質層という部分は、外部の刺激や雑菌からからだを守るために、とても強固にできているのです。

それが、逆に住み着いた白癬菌を退治しにくいことになってしまうわけです。さらに、白癬菌の生命力も強固で、はがれ落ちた皮膚の破片の中でも生き続けるくらいです。

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水虫ができるところ

すべて白癬菌が病原

1.趾間型

足の裏・フチ・指の付け根にできます。水虫の中でも最も多いタイプで、第四趾間と呼ばれる薬指と小指の間にできやすいそうです。

2.小水疱型

土踏まずや足のふちの一部に赤みをともなった小さな水ぶくれができます。

3.角質増殖型

かゆみも目立った症状もありませんが、要注意タイプです。足の裏全体やかかとの角質層が厚く皮膚が硬い部分にできます。

粉をふいたような状態になり、とくにかかとの部分の角質が厚くなってきます。1年を通して症状はあまり変化しないそうです。

放置すると危険

自覚症状がないので、水虫が放置されてしまうことがよくあるそうです。すると、症状が悪化して治りにくくなります。

さらに、足から手や爪などへ感染してしまうのです。そして、一度、爪に感染してしまうと、白癬菌は爪の中でどんどん増殖するそうです。

この爪白癬は、皮膚の角化型よりもさらに治りにくいといわれています。市販薬では治療が困難なので、皮膚の水虫が治っても、爪から再感染してしまうということがあるそうです。

水虫を完治するために

毎日、必ず欠かさず塗る

水虫は、適切な薬を根気よく塗り続ければ、完治するといわれています。しかし、放置しておくと、他の部分にも広がり、治らないだけでなく、周りの人にもうつってしまいます。

まずは医師の診察を受け、簡単な検査で水虫を確認、薬を塗り続ける、ということになります。

塗り薬の使い方

薬は、1日1回で効くようになっています。時間としては、皮膚が柔らかくなっているお風呂上りがもっとも効果的だといわれています。

症状が出ているところ以外にも白癬菌はいるので、足の裏全体から、指の間まで、全て塗ります。そして、毎日塗り続けます。

そのうち、症状がなくなったように見えますが、まだ、白癬菌は皮膚の中で生きている可能性が高いのです。医師の診察で指示があるまでは塗り続ける必要があるということです。

爪水虫になったら

爪が生え変わるまで続ける

水虫ができる場所は、足だけではありません。できる場所によって、呼び名も変わってきます。ただし、これは俗称です。

・頭:しらくも
・体:タムシやゼニタムシ
・陰部:インキンタムシ
・手:手白癬
・足:水虫
・爪:爪水虫

といった具合です。

このうち、爪水虫は、ほとんどの場合、足や手の水虫が悪化して発症するといわれています。

爪水虫の症状

爪水虫は足の爪にも手の爪にも発症する可能性があります。爪水虫は、日本人の10人に1人程度に発症しているといわれています。

・爪の先端部が黄色く濁ってくる
・爪の下の角質部分が厚くなってくる
・変色した部分がぼろぼろと欠け落ちる
・爪の表面が白くなる
・爪の付け根部分が分厚くなり、爪の色が濁ってくる

かゆみなどの自覚症状はほとんどありません。したがって、発覚が遅くなって、気づいたときにはかなり悪化していたということがよくあります。

爪水虫の治療法

爪水虫の治療も、基本的には薬物治療になります。内服薬もありますが、医師の指示を守って、適正に使用します。

塗り薬を使う場合は、爪の奥まで白癬菌が入り込んでいることも多いため、根気強く治療を続けます。

そして、水虫と同じように、再発する可能性も高く、爪が完全に生え替わる一年くらいは治療を続けるようにしなければなりません。

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