痛い!肩が上がらなくなった!!
腕を動かすのも一苦労
「最近、肩の痛みがいつもより強い気がする・・・」、「急に肩が動かしづらくなった・・・」
若かった頃は少し無理しても平気だったのが、年齢のせいか動きを制限されるほどの痛みに発展する・・・なんてことをよく聞きますよね。
年齢を考えると「四十肩」なんて言葉も思いついたり。そんなつらい四十肩、一体何が原因なのでしょうか?
できれば早く軽減させたい!今後四十肩になるのは怖い!予防法が知りたい!色々な思いがあるようです。
そもそも四十肩って何?
一般的な症状ってどんなもの?
肩関節周囲炎と一般的には呼ばれ、実は五十肩と同じものなのです。そして五十肩、四十肩の症状には2種類あるのをご存知でしょうか? それは「急性期」と「慢性期」と呼びます。
まず四十肩は「急性期」から発症します。これはある日突然、いつものように腕を動かしていたら激痛が!という感じに、肩の痛みが発症します。
典型的な四十肩の発症パターンになります。そして、腕、手先に鋭い痛みが伝わるようになります。時には夜、目が覚めてしまうほどの痛みが伴うこともありますが、このような痛みは数日間で改善されます。
次に「慢性期」が発症します。痛みは「急性期」に比べ鋭くはないものの、鈍痛に代わり痛みが続きます。ここから肩の可動範囲を制限させられるような痛みになります。
洗濯物を干したり、高い場所にあるものを取るなどの日常生活での動きを制限されがちになります。
やっぱり加齢のせい?
四十肩の原因は?
原因のほとんどは加齢と言われます。肩の部分にある関節を覆う膜や、骨同士をくっつけているじん帯の柔軟性の低下が原因と言われます。
寄る年波というけど予防はできるのでしょうか。対策と軽減法はあるのでしょうか。出来ればなりたくない、四十肩!ですね。
予防法としては「一日、同じ姿勢でいない」、「なるべく姿勢を正して生活する」、「使わない筋肉を動かすための肩のストレッチを心掛ける」などです。
今やスマホやPCが普及し、姿勢が固まりやすいことがあります。日頃から肩を動かすなどを心掛けるといいようですね。
そして、実際四十肩を発症してしまった場合は「急性期」の頃は、無理をして動かすことは逆効果です。炎症が原因ですので、冷やしてみたり、医療機関で湿布薬などをもらい、安静に過ごすのが一番になります。
次にやってくる「慢性期」は、「急性期」と違い、冷やすのは逆効果になります。凝り固まった筋肉などを柔らかくするために、温めることを心掛け、無理のない適度なストレッチを行うとよいようです。
しかし、あまりにも痛みがつらい場合、夜が寝られないなどが続くと体どころか心も病んできてしまうこともあります。
さらに年齢的に40代は仕事面や生活面で重要なことが多いかと思います。「肩くらいで・・・」と思うこともあるかもしれませんが、痛みがあまりにも辛い、本当に四十肩か心配、そんな時はやはり医師へ早めの受診、相談が必要だということです。