「腰痛」はもはや現代病になっている
年配になるにつれて腰痛持ちが増える現実
みなさん、一度は腰痛になられたことあるのではないでしょうか。ひどいときには座っているだけで痛くなったり、横になっているだけで痛みがでたりしますよね。
湿布をはっても大して痛みはやわらがないがないときもあります。このようなひどい腰痛の場合、ただの腰痛ではなく深刻な腰の病気が潜んでいる場合があります。
また、腰の病気は年を取るにつれて年配者に多くなっていきます。それは年々腰にかかる負荷が絶えれなくなっているということに尽きます。
脊椎分離症
一言でいうと疲労骨折
野球やサッカー、バレーボールなど頻繁に体を動かしたり屈んだり反ったりする競技をするひとがなる人が多い病気です。
特に10代や成長期のスポーツ選手に多く、よく聞く病名なので簡単に考えやすいです。ですが、この腰椎分離症とは骨が疲労骨折している状態で患部の骨を押すと痛みが発生します。
診断はMRIやレントゲンで診察します。初期ですときちんとした治療を受けると骨がくっついて治っていくのですが、そのままにしていると慢性的な腰痛に悩まされることになります。
腰椎分離症をそのままにしておくとすべり症に?!
腰椎が前方にずれていってしまう
腰椎部分がずれていってしまうと慢性的に歪んできます。激しいいたみがないためにそのまま放置している方が多いとおもいます。それが慢性化していく第一歩です。
どうして脊椎がすべっていくのかというと、加齢によって筋肉やじん帯が弱っていき支えられなくなって歪んでいくというわけです。
痛みは動けないほど痛くはなく、漠然とした椅子に座っていると腰がしびれた感じがしたり、腰の周りが重かったりするのですが、こうしたものはずっと続くわけではないので軽くみがちです。
腰痛が治らない時に疑う病気
腰痛になる病気は千差万別
脊椎分離症や腰椎すべり症の話をしましたが、腰痛からくる病気はこの2種類だけではありません。ほかのものでは椎間板ヘルニアが有名だとおもいます。
これはクッションになる椎間板が変形してとびだして痛みがでてきてしまうというものもあります。また、ぎっくり腰もなる方が多いですよね。これは筋肉の使い過ぎであったり冷えも原因であると考えられています。
腰痛がでてきたら我慢せずに整形外科にいってレントゲンやMRIをとってもらい原因をはっきりさせて治療していきましょう。