コミックマーケットって一体何?
漫画同人誌の集いがどうしてこんなに盛況なのか
コミックマーケット準備会が主催するマンガ同人誌展示即売会、通称コミケです。
毎年夏と冬(8月と12月)の年2回、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開かれており、その規模は世界最大といえます。
始まりは1975年にさかのぼります。開催は3日連続となり、参加するサークルは約3万5000、一般参加者は50~60万人にも達します。
それほどすごい人気がうかがえるコミケですが、どういったないようになっているのか、もう少し探っていきましょう。
もう少し予備知識
2019年の夏はC96?
2019年は96回目のコミックマーケットだそうです。略して“C96”と記したりもするんですね。
2019年8月9日(金)~12(月)を借り切り開催は通常3日間となります。これが夏コミとなり、その次は冬コミでコミックマーケット97となります。
では一体コミケでは何が行われているのでしょうか。コミケの入場料は無料なので誰でも気軽に参加できるのですが、本当に世界各国から老若男女が集まってくるので、毎回テレビで報道されるくらいものすごい人が集まります。
会場の中は人の熱気であふれかえり、酸素が薄くなるほどです。内容はいろいろでマンガやアニメだけでなく、ゲームやアイドルのファン同人誌からゴスロリ衣裳や手作り工芸にまで至ります。
コミケ参加者の中には、誰もが知っている有名な作家やプロの漫画家もいます。この方たちが忙しい合間を縫って新作を発表するとなればたちまち人だかりになり、ファンは一目散に新刊を求め列に並びます。
漫画家がやはり目立ちますが、よく見かけるイラストレーターや著名な作家さんが参加していることも多いので、事前に調べていくのが良いでしょう。
また、コミケでデビューしプロの同人誌となるといった新人発掘の場でもあるので、プロをめざす人にとっては将来の道が開かれる一大イベントとして勝負をかけている、そんな思いも詰まった数えきれないほどの作品が所狭しと私たちの目の中に飛び込んできます。
ここで新たなファンを獲得し、逆に推しの作家さんや作品を見つける楽しみもありますね。
コスプレイヤーが目立つ!!
コミケのような集まりには欠かせない存在、それがコスプレイヤー
普通に考えればコミケだからこそ理解しあえる、共感できる場なので、自分をアピールするにはもってこいの場といっても良いでしょう。
最近の流行りは「刀剣乱舞」のようなオンラインゲームで、関連の華やかな衣装を身にまとった人たちが多くみられます。
また、特に女性が扮するキャラクターで受けが良かったり人気がある人のまわりにはカメラを持った男性たちが集まり、そこはたちまち写真撮影会が行われるような光景も見られます。
いろんな楽しみ方があるコミケに、あなたはどのように参加しますか?