春土用丑の日の食べ物は?間日以外に土いじりや草むしりをしないわけ - 桃色の雫
スポンサーリンク
・当記事はアフィリエイト広告を利用したプロモーションを含みます。

春土用丑の日の食べ物は?間日以外に土いじりや草むしりをしないわけ

スポンサーリンク
スポンサーリンク

季節の変わり目「春土用」

土用とは?

そもそも土用とは何のことでしょう。これは、暦における雑節のひとつで、季節の変わり目を指しているんです。

暦では四季の始まりを、立春、立夏、立秋、立冬といいます。その日の直前の約18日間が土用で、年4回あることになります。

このうち、「夏土用」は有名です。土用のウナギは日本中がウナギを食べる日になっているくらいです。しかし、他の土用は、あまり馴染みがありません。

土用は精神的に要注意の日

季節の変わり目は、何かと混沌としています。気持ちもイライラしたり、もやもやと乱れがちになるわけです。

ようするに、春から夏へ、心も体も移っていくために、ストレスがたまり、疲労を感じる、そんなときなんですね。

だから、土用は、最初から無理せず、モヤモヤをスッキリさせる心身の浄化を主に考えるときかも知れないのです。

スポンサーリンク

春土用は決断は先延ばしに

夏に向けて、じっくりと準備するとき

春土用では、いらいらの解消につとめ、不満は発散し、怒りの感情は解き放つことを第一にした方がいいですね。

そのまま放っておくと、夏以降、それらがくすぶってしまって、躁鬱の状態を引き起こしかねないのです。

決断は保留する

判断を間違えやすい時だと考えられるので、大事な決断は保留にしておきます。自然の影響を受けて人間の気も、よどんでいます。

新しいことを始めるのは、ちょっと延期します。立夏まで待つのがいいようです。また、土に関することはしない方がいいそうです。

古代中国の思想

「五行説」からきている

土用とは、古代中国の「五行説」に由来します。この期間は、1年のうち立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間ずつの期間で1年に4回もあるわけです。

食べ物も五行説から

夏土用に「う」のつく食べ物がいいよういわれます。それが、土用のウナギの発祥ですね。同様に他の季節にもいいとされる食べ物があるそうです。

・春土用は「亥-い」がつくもの、または白い食べ物
・夏土用は「丑-う」がつくもの、または黒い食べ物
・秋土用は「辰-た」がつくもの、または青い食べ物
・冬土用は「羊-ひ」がつくもの、または赤い食べ物

土用の間日とは?

18日間も束縛しないために

土用の間日といって、土用の期間の中で特別に設けられた日があります。この日は、土用中は忌しいとされる、土を動かす作業をしてもいいように言われてきました。

理由は、土用は、土公神という土の神が支配する期間とされたため、動土、穴掘りなどが忌み嫌われてきたのです。

しかし、それでは、一般の仕事に支障が出るので、間日が設けたわけです。この間日には、土公神は文殊菩薩に招かれて天上に行くとされています。

季節ごとの土用については、十二支の日で決まっているそうです。

・春土用の間日   巳・午・酉
・夏土用の間日   卯・辰・申
・秋土用の間日   未・酉・亥
・冬土用の間日   卯・巳・寅

タイトルとURLをコピーしました