大掃除の進めるコツは終了日を決めることから
そこから逆算して、計画表作り
もちろん、必要なのは、「いつから始めるか」の開始日ですよ。これがなかったら、たぶん、押送時は成立しないんじゃあないですかね。
でも、年内の終わらせたかったら、いくつかのことをきちんと決めておかないと、結局、もうこれは、いいや、とやらずに済ませてしまうことになるかも知れませんね。
ふつう、31日の大晦日はゆっくりしたいじゃないですか。だから、大掃除は30日までが理想じゃないかなと思うのです。
どこをキレイにするかを書きだす
普段掃除していないところを一覧表にする
何となくやっていくと、ダラダラとしてしまったり、やり残してしまったりします。だから、やるところを羅列して、順番を決めなければなりません。
普段からこまめに掃除している場所は、結構キレイですから、大掃除では特にやらなくても構わないかも知れません。
要するに、ふだん手が入っていないところをキレイになることで家全体がキレイになるわけです。
効率の良い方法を考える
掃除には順番がある
上から下に向けてする
ほこりなどの汚れは上から下へ落ちますね。だから、下を先に掃除してしまうと、上の汚れが落ちてきて、二度手間になってしまうわけです。
天井やシーリングライトの方から掃除します。そして、汚れを下に落とし、最後に床ふきをすれば、掃除は一度で済みますね。
奥から外に向けてする
外の方から掃除を始めてしまうと、汚れがどんどん入ってきてしまい、これも二度手間です。
まず家の奥から順番に掃除していきます。そして、外を最後にすれば、家の中と周りもキレイにできるわけです。
すなわち、汚れを奥から順に外に集めて、最後には外でまとめて処理するんですね。
キレイな我が家で気持ちよく新年を
大掃除は新年を迎える準備
大掃除をしっかりして、キレイな我が家で新年を迎えると、とても気持ちがいいものですね。
また、大掃除の途中で、結構汚れた場所が見つかったり、見えていないところがキレイになることでうれしくなったりします。
計画的に始めると、そういうところまでしっかりと取り組めるので、安心です。
さあ、今年は計画的に大掃除を進めていきましょう。そして、余裕をもって終わらせて、気持ちよく新年を迎えようではありませんか。
大掃除の方法と洗剤、道具
工夫次第で労力は激減
窓拭き
まず、洗剤で汚れを落とします。台所洗剤を薄めてもいいし、窓拭きクリーナーでも大丈夫です。水ふきしなくてもいいような、濃度の薄いものでOKです。
次に、ワイパーで水気を拭き取ります。ホームセンターでも、百均ショップでもおいてある、ワイパーで十分です。とっても綺麗に拭き取れます。
水気が残ったら、マイクロファイバークロスで拭き取ります。雑巾だと、どうしても拭いた後が残りますが、これだと、サッと一拭きでOKです。
床拭き
基本、水拭きで綺麗になりますが、いくつか取れにくい汚れが残ったりします。
皮脂汚れの掃除
黒ずみが気になる場合、台所用中性洗剤を使います。水かお湯2リットルに対し、小さじ1~2杯で十分です。
油汚れの掃除
これも台所用中性洗剤で落とせます。汚れが気になるところは、スポンジで中性洗剤を使って拭いて落とします。そして、仕上げに水ぶきをします。
カビの掃除
小さなカビなら、水ぶきか中性洗剤で落とせます。さらに、無水エタノールで落とす方法もあります。無水エタノールを80%に希釈したものをカビにスプレーし、雑巾でしっかりと拭き取ります。
無水エタノールでは色落ちするので使えない場合は逆性石鹸を使います。水で薄めた逆性石鹸をスプレーして、拭き取ればサッと落とすことができます。
風呂掃除
使う洗剤や薬品
風呂場の汚れには酸性のものとアルカリ性のものがあります。洗剤にも酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤があり、反対の性質の洗剤を使えば、汚れが中和されて落ちやすくなるのです。
酸性の汚れ
皮脂や手あか、飛び跳ねたシャンプーなどが酸性の汚れになります。
この汚れには、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤を使用します。
アルカリ性の汚れ
水あかや、石けんカスなどがアルカリ性の汚れになります。酸性のクエン酸で中和できます。
お風呂の掃除で、酸性とアルカリ性、どちらか片方の洗剤しか使わないか、中性洗剤だけを使ってもうまく汚れは落ちません。
中和させずに汚れを落とそうとすると、頑固な汚れは結構力がいるので、しんどいものになってしまうわけです。
カビ汚れ
お風呂で発生する黒カビや、ピンク色のぬめりである酵母の場合は中和させるというよりも除菌することが重要です。
除菌・殺菌・漂白ができることが基本ですが、カビは湿気が大好きなので、湿度を55%ほどに下げるだけでほとんど増殖しなくなるそうです。
黒カビの発生を抑えるためには、入浴後はお風呂場の換気を必ず行います。浴室乾燥機があれば浴室乾燥機を30分ほどかければ、湿度も40%ほどまで下がるそうです。
また、カビの餌になる石鹸カスなどを残さないことも重要です。お風呂から上がるときは、風呂場全体を水で洗い流します。
お風呂から上がったら、すぐに浴槽内に冷たい水を撒き、換気扇を回す事です。
トイレ掃除
トイレ掃除の基本は除菌になります。お掃除シートは厚手で除菌効果があるものを選ぶ必要があります。
使い捨ての方が簡単で掃除がしやすいですし、消毒用エタノールを用意して、気になる場所にスプレーしながら除菌をすれば清潔さを保てます。
トイレブラシは便器の中や裏までしっかり洗えるものを選びます。スポンジタイプよりブラシタイプの方がよく汚れが落ちます。
トイレ掃除には順序があり、便器→壁→床の順です。
最後に床ですが、トイレットペーパーから出るホコリと飛び散った尿が一緒になって雑菌が繁殖してしまい、悪臭の原因になってしまいます。
ここもお掃除シートでしっかり拭いて除菌し、便器と床のつなぎの部分は汚れがたまりやすいので、除菌するとともに、ボロ布等でしっかりと掃除します。