まばたきをする理由
知られざるまばたきの病気とは
私たちが日常的に自然に行うまばたき。
これ自体は無意識に行われるものですが、必要以上に回数が多いまばたきや、ぎゅっと強い力で行われるまばたきについては、病気が潜んでいる可能性があります。
ここでは、子供のまばたきについてお話ししましょう。
まばたきは目を潤すため
まばたきの役割
私達が何気なくいつも自然と行っているまばたきですがでは、まばたきにはどのような役割があるのでしょうか。
眼は、涙によって守られ目をずっと開けたままでいると、外の空気にさらされ乾燥してしまいます。それを防ぐためにとても大切な働きをしているのが、「まばたき」です。
このまばたきは、まぶたにある筋肉の収縮によって行われる、この筋肉の収縮により、涙腺から出ている涙を眼の表面へ運び、涙の薄い膜をつくり目の乾燥を防いでくれる役割をまばたきがしてくれるのです。
痛みや回数が多い場合は要注意
どんな病気が潜んでいるのか?
まばたきを1分間に約20回繰り返しており、1時間で1,200回もまばたきをしています。
しかし、なんらかの原因で回数が多くなったりまばたきで痛みを感じる場合は病気が潜んでいる場合があります。
特に子供の場合はまばたきの回数が多い場合は『チック症』の可能性があります。
チック症とは、体の一部にみられる繰り返す動きや言葉で、癖の一種ともいわれます。
動きのチッ クとしては、強いまばたきや、顔をゆがめたり、頭を振ったりすることが多く、又は、肩をピクッとさせたり、足や身体全体を突っ張るような動きのこともあります。
この様な症状は約1~ 2ヵ月で消えることもありますし、多くは1年以内に消えてしまいます。
基本的な原因は、生まれつきチックを起こしやすい脳の体質の場合もあり、詳しいこ とはまだわかっていません。
チックの出やすさは、生まれつきの脳の仕組みによって決まっている可 能性や、ストレスが原因とも言われています。
最後に
まとめると
私達は日頃のまばたきをし目の乾燥を予防しています。
しかし、なんらかの理由でまばたきの回数が多い場合は病気が潜んでいる可能性があります。
少しでもおかしいな!と思った場合は専門医に見てもらいましょう。