奇祭なんて呼び名を聞くと、のぞいてみたくなりますね。
実は、日本各地でその土地ならではの伝統や風習が形になったものがお祭りがあります。
それが、一般的なお祭りと違っていたりするんで、奇祭とよばれますが、地元の人にとっては普通の、大事なお祭りな訳です。
この記事では、日本三大記載と呼ばれる、なまはげ柴灯祭、御柱祭、吉田の火祭祭りやそのほかにも、奇祭と呼ばれるお祭りを紹介しています。
日本三大奇祭なんておかしな呼び名のわけ
正体は、ちょっと変わっている古くから伝わるお祭り!!
日本三大奇祭とは?
土地の慣習と一体化
日本各地には、一見奇妙ではあるけれど、その土地土地の慣習と伝統が形になった祭りが数多く存在し、火祭り、なまはげ、はだか祭りなどを日本三大奇祭と言います。
実際に日本三大奇祭はどの地域で行われているのでしょう。その日本三大奇祭を紹介して見ます。では実際に日本三大奇祭を行われている地域はどこでしょう。
なまはげ柴灯祭
「怠け者はいねが〜!!泣ぐ子はいねが〜!!」という台詞を知っている方は多いのではないでしょうか。
なまはげとは藁で編んだ「ケデ」を着て、一見鬼のような奇妙なお面を被り、各家々を回って厄災を落とし、幸福を与えるという秋田県男鹿半島の伝統行事です。国の重要無形民俗文化財に指定されています。
御柱祭
映画の題材にもなった長野県の御柱祭、最大傾斜35度を巨大な御柱とともに駆け降りる奇祭です。
荒々しく、猛々しく、エネルギーに満ち溢れた男の祭りです。毎回負傷者はもちろん、死者まで出るほどの危険なお祭りです。
吉田の火祭
毎年8月の終わりに行われる山梨県の吉田の火祭は、北口本宮冨士浅間神社とその摂社の諏訪神社の「鎮火祭」で、町中に松明が焚き上げられ、富士山の噴火を鎮める祭礼で有名です。
高さ3メートルの筍形に結い上げられた大松明70余本、家毎に井桁に積まれた松明に一斉に点火されると、街中は火の海と化し祭りは深夜まで行われます。
まだまだ沢山の奇祭はあります。一度は行ってみたいものですよね!!
日本三大奇祭は誰が決める?
国では決めていない
どーやら日本三大奇祭というものは別に国が認めたわけではありません。各当地で勝手に決めており、全国に多くの日本三大奇祭が存在してしまうという結果となっているんですね。
例えば、若宮八幡宮のかなまら祭り、鎌倉の御霊神社の面掛行列、沖縄の那覇大綱挽、京都の鞍馬の火祭、愛媛県今治市の大山祇神社抜穂祭の一人角力、岩手県奥州市黒石寺の蘇民祭、大原のはだか祭りなどが奇祭としては有名です。
まだまたま紹介しきれないほどの日本の奇祭はあるので是非みなさんも家族でお祭りを見に行ってみませんか!!