3月の誕生石は青いアクアマリン、コーラルとブラッドストーンも! - 桃色の雫
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3月の誕生石は青いアクアマリン、コーラルとブラッドストーンも!

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3月の誕生石といえば、青いアクアマリンだとすぐに思いつくのではないでしょうか。

これは、マリーアントワネットも愛していたとかで、人気も高い宝石です。

実は、3月の誕生石はアクアマリンだけでなく、珊瑚も含まれるそうです。

それぞれの宝石に、それぞれの魅力や価値があります。一つ一つ、しっかりと理解して行きたいものです。

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3月の誕生石は3つある

アクアマリン以外にコーラル(珊瑚)、ブラッドストーン

アクアマリンはラテン語で「水」を意味するアクアと、「海」を意味するマリンが合わさっている言葉だそうです。

その呼び名通り、穏やかで美しい海のような宝石です。突き抜けるような透明感がとても魅力的です。

その魅力は、フランス王妃であったマリーアントワネットがダイヤとともに愛してやまなかったと伝えられているそうです。

アクアマリンは癒し効果が高く、古代ローマでは永遠の若さの象徴や不老の護符などとされてきたそうです

また、アクアマリンは持ち主に健康と歓び、富を与え、幸せな家庭を約束するといわれてきました。

アクアマリンの宝石としての詳細

宝石言葉は、聡明・沈着・勇敢
宝石目の由来は、ラテン語でアクア=水 マリン=海からきています。
和名は、藍玉です。
おもな産地は、ブラジル・マダガスカル・インド・ロシア・スリランカです。
硬度7.5、比重2.69、結晶系は、六方晶系です。

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月の女神の伝説

エメラルドと同じ種類

ローマの伝説では、海の精の宝物が、浜辺に打ち上げられて宝石になったといい伝えられているそうです。そのことから月の女神『ディアナ』の石とされています。

ディアナは太陽神アポロン妹、勇敢で活動的な女神で、深い透明感のブルーは、どこか凛とした雰囲気をもっています。

日本では藍玉といわれてきました。エメラルドの仲間です。アクアマリンもエメラルドもベリルという種類の鉱石に分類されるそうです。

アクアマリンの青さは、そのベリルに含まれている鉄分によるものだそうで、加熱するとより一層、青味を増す特徴があるんだとか。

ブラジル産のアクアマリンが高級品

アクアマリンの産地では、ブラジルやアフリカが有名ですが、ブラジルで採掘されるものは、濃い青色が多いため特に高級品とされているそうです。

原石はほとんど緑色味を帯びたブルーのために、エンハンスメントという品質改良が施されているのだそうです。

またアクアマリンは、二色性をもち、無色と青色を示すので、見る角度によっては青色をではなく無色に見えることがあります。

宝石に込められた意味

癒し効果抜群の安らぎの石

アクアマリンは持ち主の精神面に働きかけます。そして、淀みや滞りなどをまるで水が洗い流していくようなイメージで、心の浄化を行ってくれるそうです。

心のエネルギーが綺麗になることで、イライラが解消され、心の余裕を持てるようになると言われているんですね。そのことから、癒しの石としても知られているそうです。

また、アクアマリンは、持ち主が無意識のうちに抑え込んでいた感情を、自然に表現できるようにしてくれるんだとか。

そして、自分の心をクリアにしていくことで、人の気持ちがわかるようになる、と言われています。そのことから、幸せな結婚を象徴する石として有名になったんだそうです。

アクアマリンとエメラルドの違い

青だとアクアマリン、緑だとエメラルド。

アクアマリンとエメラルドはベリルという種類の鉱石に分類されますが、同じベリルでありながらまったくイメージが異なる宝石です。

エメラルドにはキズのない石はほとんど産出しませんが、アクアマリンは無傷のままで大きな結晶が産出し、産地も別です。

アクアマリンは夜の女王

アクアマリンはの夜の照明の中にあると、さらにその輝きを増すといわれます。そのことから、中世ヨーロッパでは夜会用の宝石として重宝され、夜の女王と呼ばれたそうです。
また、月の光を受けて輝く、ともいわれ、幻想的な特性から、別名「人魚石」とも呼ばれてきたそうです。

コーラルは珊瑚の英語読み

古代から宝石としての価値を放ってきた

コーラルは海の宝石と言われてきました。海中の珊瑚虫が変化して生まれました。この珊瑚中はイソギンチャクやクラゲの仲間だそうです。

コーラルの中でも、宝石となるのは八放珊瑚という種類です。普通、映像などでよく見る珊瑚礁は六放珊瑚と言って、柔らかくて宝石にはなりません。

アルジェリアやイタリアはコーラルを国石としているそうです。それはきっと、古くから、地中海の恩恵を受けてきて、コーラルとの関わりも深かったからでしょう。

3月の誕生石は3種類

石言葉は、沈着・勇敢・聡明

じつは、3月の誕生石は、アクアマリン、コーラル、ブラッドストーンの3種類あるんですね。

アクアマリン

恋人達の愛の復活、より深い愛情をあらわす石です。パワーストーンとしては穏やかで平和な気持ちに導きます。

透明感のある美しい水色のアクアマリンという名前は、この宝石の色である「海の水」を意味しているんですね。

ブラッドストーン

赤い斑点模様の深い緑色のブラッドストーンは、ヨーロッパでは古くから自己献身の象徴とされてきたそうです。

パワーストーンとしては、精神力を高め、アクシデントにも負けないバイタリティーを表しています。

コーラル

鮮やかな赤や淡いピンク、白などの色があります。研磨すると美しく輝くコーラルは、昔から珍重されてきました。

パワーストーンとしては、女性にとってのお守りであり、不安を取り除き愛情豊かになるといわれています。

宝石としての珊瑚の由来

宝石になる珊瑚とならない珊瑚

珊瑚とは刺胞動物門花虫綱といい、サンゴ虫といわれる動物です。鉱物や木々ではなく、クラゲやイソギンチャクの仲間なんです。

明治時代に日本で初めての珊瑚採取漁業がはじまりました。場所は高知県です。地中海産よりも大きくて良質な珊瑚が取れたのでヨーロッパでも高く評価されたそうです。

そういう経過もあって、日本の珊瑚採取漁業は明治以降急速に発展しました。現在でも珊瑚は日本と言われるほど人気があるそうです。

宝石にならない珊瑚=造礁サンゴ

・黒珊瑚=ブラックコーラル
・ハナヤサイサンゴ
・ミドリイシサンゴ
・コモンサンゴ
これらはテーブル状、枝状、キャベツ状などの形をしていて、よく映像でみるものですね。この浅瀬にすむ珊瑚が珊瑚礁を形成しているそうです。

宝石になる非造礁サンゴ

・赤珊瑚=レッドコーラル
・ピンク珊瑚=ピンクコーラル
・白珊瑚=ホワイトコーラル
これらは深海でゆっくりと成長するそうです。ということは、生きている姿はほとんど見たことがないと言うことですね。

珊瑚と人間の歴史

旧石器時代から続く関係

人が珊瑚と関わりを持ち始めたのは、紀元前約2万年ごろの旧石器時代と考えられています。

その後、装飾品などで利用されるのは約5000年前くらいからです。地中海沿岸が珊瑚漁の発祥の地といわれているんですね。

地中海でとれたベニサンゴが交易品として世界各地に運ばれて、それぞれの土地で装身具や祭の道具として用いられたわけです。

シルクロードを渡って日本にも伝わってきた

日本にいつもたらされたかは、はっきりわかっていないそうですが、仏教伝来のころに、地中海産の珊瑚が聖武天皇に献上され、奈良東大寺の大仏開眼会のときの冠を飾ったということです。752年のことです。

日本に現存する最古の物としては、奈良の法隆寺の正倉院に納められている珊瑚のビーズがだとされているそうです。

珊瑚は効果で貴重な宝石

現在も高価で取引される稀少宝石

珊瑚は、女性のお守りとして用いられてきました。赤い色が生命力につながり、さまざまな災難や、病気から身を守る魔除けだったわけです。

イギリスの王室では、王女が誕生してから一年間は、サンゴのネックレスをお守りとしてベッドに付けているという話です。

日本でも、仏教の七宝(金・銀・瑠璃・玻璃・シャコ・ 瑪瑙・珊瑚)のうち、珊瑚を魔除けに使用してきた歴史があるそうです。

3つの中では珊瑚が一番高価

アクアマリン、珊瑚、ブラッドストーンのうち、日本で最も重宝されるのは珊瑚のようです。

数少ない日本産の宝石として、古くから宝物として扱われてきました。品質のいい珊瑚は今でも非常に価値があるのですね。

また、宝石としての本当の価値は、真っ赤な珊瑚にアクアマリンは到底およばないようです。さらに、ブラッドストーンはアクアマリン以上に安価です。

素敵なアクセサリー
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