先物取引の意味と仕組み、誕生の歴史、初心者にはリスクの大きい! - 桃色の雫
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先物取引の意味と仕組み、誕生の歴史、初心者にはリスクの大きい!

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先物取引のことどれくらいご存知ですか?

普通の株などの金融取引の中では、どういったものでしょう。

実際の先物取引は3種類あり、それぞれ重要なものですが、一番気をつけなければならないのは、一攫千金を狙うことです。

この記事では、先物取引の意味と仕組み歴史、気をつけなければならないリスクについて紹介しています。

このようにしてお金が動くのだという、奥深い世界なんですね。

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先物取引ってどんな取引でしょうか?

言葉だけ聞いても何か危ない感じが

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先物取引、いつから存在?

価格変動がカギ

「先物取引」というのは、簡単に言えば「物を現在の価格で取引をして、将来的にその物に価格変動があったとしても、取引した時の価格でやりとりができる」というものです。

例えば、取引をした時に100円の本があったとします。その本をそのままの価格の100円で取引しました。

取引をした本は徐々に人気が出て、数週間後に250円で販売されるようになりました。しかし、行ったのは先物取引ですので、自分が取引した際の値段の100円で得ることが出来るという事になります。

これは、将来的に取引した物の価値が上がり、自分は安く手に入れることが出来た!または、転売することにより利益が上げることが出来た!という得をした例です。

勿論、逆の場合もあり、将来的に物の価値が下がってしまうということもあります。

一見、物の価値が下がってしまったため、先物取引で損をした!と感じがちですが、帳簿などであらかじめその価格での取引を想定しているため、利益にはあまり響かないといえるそうです。

予防策の一つとして考えると良いそうですよ。

また、取引ができる期間が決まっているのも特徴の一つで、最終取引日とされる「納会日」までは自由に売買が可能となっています。

しかし、この取引方法はいつから存在しているのでしょうか?

大本をたどると、16世紀のベルギーのアントワープでの商品先物取引から始まったと言われているそうです。

日本では1620年代の大坂が舞台になります。大坂(現在の大阪)の堂島に淀屋米市場が出来ました。その約1世紀後に幕府により整備が入ります。

その命令をしたのが時代劇番組などでよく取り上げられている「徳川吉宗」、実際に米の先物市場を整備、実行したのが「大岡越前」でした。

「帳合米取引」として幕府に公認されたそうです。これが日本における先物取引のスタートと呼ばれているそうです。

先物取引の種類

取り扱う物によって違う

先物取引には先ほど例に挙げたような、「物」での取引の場合、有価証券である「債券」での取引、「株価指数」での取引の場合とあります。

物を扱う場合は「商品先物取引」、有価証券の場合は「債券先物取引」、株価指数で取引の場合は「株価指数先物取引」と呼びます。それぞれ特徴があります。

商品先物取引は農作物から石油や原油などの資源に至るまで、様々な商品があります。先述した大坂の米の先物取引はこちらに該当します。

次に債券先物取引は、これは昭和60年に東京証券取引所で開始されました。こちらは商品先物取引とは違い、実際に発行されている債権の実物で取引することはなく、「標準物」と呼ばれる架空の債券が取引対象となり、実物では動きません。

では、一番疑問に思う「株価指数先物取引」とはどういうものでしょうか。

その名の通り株価指数を取引するのです。

株価指数とは何を指すのかというと、テレビのニュースなどでお馴染みの「日経平均株価」、「東証株価指数(TOPIX)」などの複数の株価の平均を出したものです。

これらを取引対象にしたものが株価指数先物取引だそうです。

儲けることと損すること

様々な落とし穴がある

こういった取引をして、お金などを動かすというのは確かに一度成功すると楽しいものです。

しかし、そういったことは慣れてきて、様々なところに手を出したり、額面を上げたりというのが一番恐ろしいときでもあるそうです。

成功をし、慣れてくるとチャレンジ精神が動き出します。そうして無理な資金繰りをし、それが失敗すると、次の取引で挽回しようとするなどというサイクルに陥ることもあるそうです。

また、先物取引を株の延長だろうという気持ちで一つの商品に多くの金額を投資して、リスク分散が不能となり、大きな負債になるなど安易な気持ちで投資をすると恐ろしい結果を招きかねません。

一攫千金を狙うというのは難しく、そして恐ろしいものです。

常に自分の器というのを意識して、無理なく、そしていつまでも初心の気持ちを忘れないことが失敗への回避方法の一つではないかと思います。

社会や経済から目を離すな
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