男性も女性もおトイレの後の残尿感に悩まされている方は多くいるようです。
残尿感を感じると気になって何度もトイレに駆け込んでしまうわけです。
仕事中や授業中などなかなかトイレに行けない場合などは本当に大変です。
そんな残尿感、ひょっとしたら実は、残尿感に潜む病気があるのかもしれません。
この記事では、残尿感が消えない理由とその原因、気になる病気を紹介しています。
尿意が直ぐに起こるとしたら、気になり出したら、本当に辛いですね。
残尿感が消えない
残尿感に年齢は関係あるのか
残尿感とは
まだ出切れていない
トイレに行き、おしっこをした後に「まだ、尿ができれていない、行ったばかりなのにまたおしっこがしたくなる」といった症状です。
残尿感は年配の方のイメージですが近年では若者の間にも残尿感がある!といった症状で病院を受診する人もいるそうです。
残尿感はなぜ起こる
重大な病気が潜んでいるかも
残尿感にはどんな病気が潜んでいるのでしょう。残尿感があり、何回もトイレに行くのは本当に大変ですよ。
一度おさまっても直ぐにまた残尿感が出てしまう場合、疑うのが何か病気が潜んでいるのではないか?という心配です。
では、実際に残尿感にはどんな病気は潜んでいるのでしょか。
︎膀胱炎
・何度もトイレに行きたくなる
・排尿後に痛みがある
・残尿感
・尿が白く濁ったり、血が混じる
膀胱炎を放っておくと辛い痛みや発熱を伴う場合があります。特に女性の方がなりやすく、細菌が尿道から膀胱に侵入し感染することで、膀胱に炎症を起こすのが原因です。
疲労やストレス、風邪などで体力が落ち抵抗力が弱くなると細菌に感染・細菌が増殖し、膀胱炎になります。
更に、トイレを我慢したり、トイレの回数を減らそうと水分を控えたりすることを繰り返すことも、膀胱内の菌が増殖して膀胱炎になりやすくなる原因です。
︎前立線肥大
前立腺が肥大する原因はまだはっきりとは分かっていないそうです。しかし、「男性ホルモンの働き」が関与していることは間違いないということです。
中高年になって男性ホルモンを含む性ホルモン環境の変化が起こることにより、前立腺が肥大すると考えられています。そのため、残尿感の症状が出ると言うわけです。
︎前立線炎
・頻尿 ・残尿感 ・排尿痛 会陰部から睾丸にかけて不快な鈍痛などの症状があります。20~30代の男性がかかりやすい疾患です。
それ以外にも重要な病気が潜んでいる
性病や癌との関係も
実は残尿感はほかの重大なな病気が潜んで可能性があるのです。それは、性病に感染した場合の残尿感の症状です。
代表的な病名は『淋菌性尿道炎』 『クラミジア尿道炎』でこの2つの性病に感染をすると残尿感の症状が出るそうです。
感染ルートは、特に男性に多く男性の尿道炎は性感染症に伴うものがほとんどです。膣内性交や口腔性交により菌が尿道内に入り、菌の原因で排尿痛、排膿などの症状が起こります。
原因菌は淋菌とクラミジアが約8割を占め、同時に感染することもよくあります。
更に、気をつけなくてはならないのが、膀胱炎と思っていらた膀胱癌の可能性です。多くみられる症状は頻尿、排尿痛、 残尿感といった膀胱炎と同様な症状がでます。
尿管が膀胱につながっている部位にできる癌で膀胱炎と似た様な症状がでます。もし、なかなか残尿感が治らない!何かいつもと違うと感じた場合は早めに専門医を受診しましょう。