英検とTOEIC、TOEFLの違いとレベル、2021年入試でのメリット - 桃色の雫
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英検とTOEIC、TOEFLの違いとレベル、2021年入試でのメリット

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英語の語学力の目安を決めるテストとして、英検、TOEICやTOEFLが有名ですね。

TOEICは、就職活動の際にアピールポイントになります。国内では英語検定に並んで、人気の試験になっています。

TOEFLは、アメリカ留学や、アメリカへの移住を考えている人に最適です。また、IELTSというのがあって、イギリス留学や、イギリスへの移住を考えている人に最適です。

この記事では、英検の種類やレベル、TOEICやTOEFLとの違い、さらに入試におけるメリットなどを紹介しています。

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英語力を認定する資格、英検について

英検の基礎知識

英検とは、公益財団法人日本英語検定協会が実施する検定試験です。正式名称は「実用英語技能検定」と言います。古くから英語力を認定する試験として広く親しまれてきました。

英検には、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7段階があります。5級と4級はリーディングのリスニングの2技能のみ、3級以上はリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能を測定します。

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英検の難易度

英検の難易度について

5級や4級は小中学生でも合格できるレベルです。5級が中学校初級程度、4級が中学校中級程度という目安になっています。

3級は高校などで受験しているところもあります。目安としては中学校卒業程度のレベルとなっています。ここから上の級を取ると、履歴書に記載できるようになります。

準2級、2級はそれぞれ高校中級程度、高校卒業程度となっています。このレベルになると日常会話として使用できるレベルと言われています。

準1級、1級はそれぞれ大学レベルとなっています。このレベルになると、広く社会生活で困らないレベルであると言われています。

TOEICの基礎

実はTOEICには二種類ある

一般的にTOEICと言われているテストは、TOEIC Listening & Reading Testのことだそうです。これは、ビジネスの場や日常生活での会話や文章でのやりとりといった英語能力を測ります。

もう一つのTOEICのテストはTOEIC Speaking & Writingというものです。これは、英語のコミュニケーション能力を測るためのテストです。

普通、TOEICと言えば、TOEIC Listening & Reading Testを指すようです。

このTOEIC Listening & Reading Testは、英語コミュニケーション能力のテストの一つなんですね。

TOEICの形式

TOEIC L&R

TOEIC Listening & Reading Testの問題形式は次のようになっています。

・問題数200問(リスニング100問・リーディング100問)
・制限時間2時間(リスニング45分・リーディング75分)
・試験方式 マークシート方式
・結果 990点満点(Reading 495点満点、Listening 495点満点)

テストは1年に10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)全国80都市で実施されます。受験者数は年間約250万人だそうです。

TOEIC S&W

TOEIC Speaking & Writingの問題形式は次のようになっています。

実は、TOEIC L&Rテストで高スコアを取っても、話せない人がいるんですね。そこで、TOEIC S&Wも注目されるようになったわけです。

・問題数19問(スピーキング11問・ライティング8問)
・制限時間1時間20分(スピーキング20分・ライティング60分)
・試験方式 パソコン上で受験
・結果 200点満点
・1年に24回(月1回、土曜または日曜の午前と午後に1回ずつ)主要都市他で実施されます。受験者数は年間約2万6千人でまだまだ受験者数が少ないですね。

しかし、TOEICによる上場企業への調査では、英語コミュニケーション能力の4技能テストの中で、スピーキングとリスニング能力を求める企業が特に高くなっていると言われています。

今後はTOEIC L&Rのスコアに加えて、S&Wテストのスコアが重要視されていく可能性があります。

TOEICと英検の比較

TOEICを受験する傾向が増えている

このように、最近、受験者数を伸ばしているのがTOEICですが、外資系企業で働く人や社内で英語を話す必要がある人はTOEICを受験する傾向が強いようです。

英検の問題は、学校から職場、日常生活など幅広い場面やシチュエーションから出題される傾向にあります。

TOEICはビジネスにおける場面が多く出題される傾向にあります。そのため、ビジネスシーンではTOEICという風潮になってきているのです。就職や転職でもTOEICのスコアを重視する企業が増えてきているようです。

英検の資格を生かす道

英検の資格を生かそう

英検にしてもTOEICにしても、その人の英語能力をはかるための試験でしかありません。資格を取ったから、高得点をマークしたからと言って、それがそく就職につながるとは言い切れません。

また英検とTOEICのどちらが優れていて、どちらが劣っているかというような議論もナンセンスです。

ビジネスで使用するワードが多く出るTOEICで高得点をマークしたとしても、IT業界や医療関係、貿易関係の仕事の場合専門用語が多く戸惑うことも多いといいます。

TOEICで高得点をマークして、海外留学に行くなどは非常に有効的な方法であるといえます。社会人であれば、ワーキングホリデーなどを利用するというのも有りだと思います。

試験に合格すること、高得点をマークすることが目的ではなく、そこがスタートであることを忘れないで欲しいと思います。

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