ひな祭りは上巳の節句が起源だったとか、桃の節句と呼ばれる由来は | 桃色の雫
スポンサーリンク

ひな祭りは上巳の節句が起源だったとか、桃の節句と呼ばれる由来は

<PR>
スポンサーリンク

ひな祭りの時期、普通、桃の花はまだ咲いていません。

もともと、上巳の節句といって、旧暦の3月3日がひな祭りの日にあたるのが起源だとか。

そうなると、今の暦では4月14日頃になるそうです。

ということは桃の花は満開だということでしょうか。

この記事ではひな祭りの起源や桃の節句と呼ばれる由来を紹介しています。

スポンサーリンク

旧暦の3月3日は桃は満開だった

現在は温室咲きの桃で桃の節句を彩る

桜が咲く前の3月下旬から4月頃にかけて、ピンクの花が咲き誇る風景を見たことありますね。あの風景はだいたい実桃といって、ほかにも赤、白の桃に花もあるんですよ。

花の大きさは3~4cmくらいです。花の形も一重咲きや八重咲きなど、バリエーションがありるんです。

先ほども言った、実桃は、桜に似た一重のものが多くて色もピンクです。花桃は八重桜に似ています。

花の色が艶やかで、それを楽しめる桃は、女性を象徴する存在として古くから愛されてきたんだそうです。

桃の漢字の兆は妊娠の兆し

桃が「もも」と呼ばれるようになったのは、桃の実が赤いことからきているそうです。赤く燃えるような色なので「もえみ(燃実)」が転じて「もも」と呼ばれるようになったそうです。

スポンサーリンク

生命力の象徴の桃の花

中国で生まれた桃の花

桃は2500年ほど前から中国で栽培されていたそうです。古来からさまざまな書物に桃の記録が載っています。日本には弥生時代以前に伝わったことそうです。

桃の花は、厄払いや魔除けの力を持ち、長寿をもたらすといわれているんです。そのパワーに人々が救われたという多くの伝説が伝えられているそうです。

桃の花を上巳の節句に供えるのも、桃の花の持つ生命力の象徴としての面からです。そして、桃をひな祭りに飾る習慣が続いているんですね。

五節句のうちの1つ「桃の節句」

節とは季節の変わり目の事です。陰暦の二十四節気を補助するものとして定められています。

その、節のうちでも、特に気候が変わりやすい節目を五つの節と定めて、これを無事に過ごせるようと無病息災の厄祓い日とした風習からきているんですね。

五節句は1月7日の人日(別名:七草節句、白馬の節会)、3月3日の上巳(別名:桃の節句)、5月5日の端午(別名:菖蒲の節句)、7月7日の七夕(別名:星祭)、9月9日の重陽(別名:菊の節句)の5つの節句のことを言います。

節句は、宮中の行事で、天皇などに対して、節に出された料理を節供(せっく)と呼んだところから来ているそうです。

ひな祭りは元々は上巳の節句から

ひな祭りの起源は旧暦で上巳と呼ばれる3月3日に、みそぎ払いのため水辺で身を清め、季節の植物を食べる曲水の宴という風習からきていると言われています。

さらに、その頃は桃の花が盛んに咲くことから、上巳の日は別名「桃の節句」と呼ばれるようになったんですね。

歴史と伝統を大切に
スポンサーリンク
somepeaksをフォローする
スポンサーリンク
桃色の雫
タイトルとURLをコピーしました