最近の研究から、ストレスや不安から痛いと感じたりする心因性の腰痛があることがわかってきています。
実は、私たちは痛みを脳で認識しているのですが、痛みを認識する場所が、ストレスを感じる時に働く場所と同じだとわかってきたそうです。
精神的なストレスが続くと、痛みをコントロールする仕組みがうまく働かなくなるんですね。
この記事では、心因性の腰痛の原因、その改善方法を紹介しています。
腰痛は地道な治療が必要だと言われています。諦めないで治療を続けることが大切ですね。
まさかの原因、心因性の腰痛
原因はストレスって本当か
腰痛で悩んでいる人は日本ではおよそ80%の方が腰痛で悩んでいます。腰痛は日常生活のなかで支障をきたしてしまいます。では、心因性腰痛の症状はどの様な物でしょう。
この心因性の腰痛は1ヶ月以上痛みが続いたり、治ったと思ってもまたぶり返してしまう場合があります。
肉体的の腰痛の場合と違い心因性腰痛の場合はストレスが原因と言われているためストレスの原因が改善されない限り腰痛はなおりません。
心因性の腰痛が起こる原因
日常のストレスで不調に
では何故ストレスが原因で腰痛が起きるのでしょうか。私達は日常生活の中で様々なストレスを受ける事があります。
通常は、交感神経と副交感神経の2つのバランスが取れていて、体が健康な状態に保たれていますが、ストレスにより神経のバランスが崩れるわけです。
すると、血行が悪くなったり、筋肉が長時間緊張している状態になりこれらの原因が腰痛に繋がると言われています。
普通の腰痛と心因性腰痛の区別
セルフチェック方法
では通常の腰痛と心因性腰痛の見分け方はあるのでしょうか。心因性腰痛の場合はレントゲンなどを撮って検査をしても異常があらはれない場合があります。
腰痛の痛みがストレスを感じている時に特に絶望感・恐怖・怒り・不安・抑うつ感などを感じている時、痛みをより感じやすい状態セルフチェックができます。
改善方法
どうしたら良いのか?
ではどの様な改善法があるのでしょうか。
ストレスを解消する
心因性腰痛の原因はストレスからくる腰痛です。まず、そのストレスを取り除く事が大事になります。
ストレスが仕事からくるものなのか又は人間関係なのかをしっかりと把握しストレスの原因を取り除く事が必要です。
家族や友人のサポートが大切になってきます。そういう事を相談できる人間関係を築いておくことが、心因性の病気の予防・改善には大切なのです。
認知行動療法
心因性腰痛の治療として、認知行動療法が取り入れられる場合もあります。精神面を強化するこで改善できる精神療法のことを言います。
精神的なストレスにうまく対処する方法を学んでいくことで、心因性腰痛の改善につながります。