ダウンに使われる水鳥の種類、ダウンとフェザーの違い、使われる理由 - 桃色の雫
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ダウンに使われる水鳥の種類、ダウンとフェザーの違い、使われる理由

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ダウンに使われる水鳥はどんな鳥でしょう。

鶏のような、陸上の鳥には、ダウンは取れないそうです。

私たちが愛用するダウンはガチョウとアヒルが主役です。

この記事では、ダウンの特徴と、ダウンとフェザーという表示の違いはどうなっているか、紹介しています。

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ダウンは水鳥の羽毛

どんな鳥の羽が使われる?

冬になるとダウンとフェザーを耳にする事が多くなりますが実際にダウンとフェザーの違いはイマイチわからないという方も多くいるでしょう!!

ではダウンとフェザーの違いについてお話しします。

【ダウンとは】

ダウンというのは、水鳥の胸に生えている毛のことをいい、羽軸がなくタンポポの綿毛のような形でフワフワとしています。

これによって寒さから身を守っており、人間でいうところの肌着のような役割を果たしています。ニワトリなどの陸鳥にはありません。

採取する水鳥の大きさによっても変わってきますが、基本的に一匹の水鳥から採取できる量は10g~20g程度となっており、貴重なものであると言えるでしょう。

ダウンにも種類があり、ダウンは大きく分けると、「グース」と「ダック」の2種類がありグースはガチョウ、ダックはアヒルのことです。
一般的にはグースのダウンのほうが高級で暖かいと言われております。

【フェザーとは】

フェザーとは若干湾曲した羽軸をもった羽根のことをいいます。

この羽軸から両側にやわらかな羽枝が生えています。

一般的に鳥の羽のイメージというとこちらを想像する方が多いのではないでしょうか。フェザーは水鳥の上着のような役割を果たしていると言えるでしょう。

フェザーは採れる部位によってスモールフェザーとラージフェザーに分類されます。詳しくはラージフェザーとスモールフェザーの項目で後述します。

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それそれの特徴

羽毛はどんな羽?

ダウンとフェザーの違いはわかったとしても、それぞれの製品でどちらが長持ちするのかみてみましょう。

ダウンの特徴

ダウンの最大の特徴は保温性の高さです。羽枝が重なり合うことによって、その隙間に空気の層ができます。

この層が温められる事により外側の冷たい空気を入らない用にするために高い保温効果が得られます。ダウンにどれだけ空気の層があるかが保温力を決めるカギとなります。

ダウンは合成繊維に比べると、保温力は3倍程度あると言われています。それでいて重量は合成繊維とは比較にならないほど軽いのが特徴です。

また合成繊維よりもはるかにもつれたり固まったりしにくく、繰り返し使用しても膨らみを失わないため品質の良い状態を長く使用することができます。

フェザーの特徴

フェザーが持つ特徴は通気性と弾力性です。特にスモールフェザーに関しては、羽軸が湾曲しているためより弾力性を持ち、中綿として使用した製品の型崩れを防ぐ役割を果たします。

ただし保温性に関してはダウンよりも劣ってしまうため、ダウンとフェザーを混合することによって保温性と弾力性を高める事ができます。

ダウンは水鳥の胸付近から取れ軸のない羽、フェザーは水鳥の胸以外から取れる、軸のある羽の違いがあるのです。

どちらの方が暖かいのか!!

ベストの割合

寒い時に出かける時などダウンジャケットをきる回数が多くなると思います。ではどのくらいの割合だと寒くないのでしょうか。

最も軽くて暖かいと言われる割合は

・ダウン 70%〜90%
・フェザー 10%〜30%

と言われています。

ようするに、ダウン:フェザーの割合が9:1が1番軽く暖かいと言われております。ダウンの量が多ければ多いほど暖かいのです。

最後に

ダウンとにはそれぞれの特徴があり性質も異なります。ダウンやフェザーの洋服、お布団を選ぶ時はそれぞれの割合をみてきめるのも良いですね。

ファッションで決めよう
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