2018年6月12日のことです。実は、あの有名ブランドの名前にもなっているケイト・スペードが亡くなりました。
死因は自殺で、数年の間、鬱病に悩まされていたということでした。
これによって、ブランドイメージはどうなるのか、と心配する人もいるでしょう。
実は、ケイトスペードのブランドはもう11年も前に売却されていたのです。
この記事では、ケイトスペードのブランドが作られていった歴史と、魅力を紹介しています。
今だからこそ、余計にその良さが浮かび上がってきているかもしれませんね。
ケイト・スペードのブランドの由来

ニューヨークのバッグブランドから
ケイト・スペードの創業は、1993年です。アメリカのニューヨークにおいて、バッグブランドとして誕生しています。
創設者はケイト・スペードという女性です。そして、1996年にはCFDAのアクセサリー部門の新人賞を受賞しました。
さらに、同じ年にニューヨークのソーホーに初のショップをオープンさせて、創業から3年で、爆発的な人気のブランドとして地位を確立したのです。
そして、1998年にはCFDAのアクセサリーデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞します。そして、ボストンに2店舗目のショップをオープンさせました。
女性の好みを知り尽くした商品作り
自らの体験を元にブランド創立へ
ケイト・スペードの創設者であるケイトは、1962年にアメリカのカンザス州に生まれています。
アリゾナ州立大学を卒業して、マドモアゼル誌のアクセサリー担当の編集者として働き始めました。
編集者として働いているうちに、気に入ったスタイリッシュなバッグが存在しないことに不満を感じたのです。
そして、恋人であった、アンディから「ハンドバック会社をつくったらどうだい」といわれたのです。
この恋人は、のちに彼女の伴侶になって、ビジネスパートナーとなるアンディ・スペードです。
1991年にマドモアゼル誌を退社し、1993年にバッグブランドである、ケイト・スペードを創立します。
このケイト・スペードのブランド名は、ケイトのファーストネームに、恋人だったアンディのラストネームを合わせたものだったのです。
日本でも多くの人が支持
魅力的なバッグの代名詞
日本への進出は2004年4月です。東京の青山に旗艦店がオープンされました。そして、2006年には、サンエー・インターナショナルによって販売が開始されます。
その後、青山店の他に、銀座・六本木ヒルズ・けやき通り・丸の内・二子玉川にも店舗を構えていきました。
ケイト・スペードの魅力
卓越した使いやすさ
ケイト・スペードのバッグは、シンプルで機能性にすぐれているのが最大の魅力です。そして、カラーバリエーションも豊富なので多くの人に選ばれるのです。
さらに、仕事でもプライベートでもどんな場面でもフィットするので、幅広くコーディネートできるのも大きな魅力になっています。
洗練されたシルエットに加えて、、ツイードやストローなどのオリジナリティのある素材を用いて、ファッション性も際立っているのが特徴です。
手頃な価格帯
ケイト・スペードのアイテムの価格帯は、手に入れやすい範囲内で設定されています。
バッグが3~5万円、素材によっては6~8万円ほどです。靴が4~5万円、財布、ポーチ、時計、ジュエリーなどの小物は、1万円未満から4万円前後まで幅広くそろっています。
その他のラインアップとしては、レインコート、パジャマ、スカーフ、手袋からコスメ、テーブルウエアなどへも展開しています。
特徴的なデザイン
ケイト・スペードのバッグは一目見ただけで、ケイト・スペードのデザインだとわかる個性的で、色彩豊かのデザインです。
このバッグを主役にしたコーディネートが、ケイト・スペードでは可能になるほどです。