コーヒー派の方、カフェインの摂りすぎが気になったことはありませんか。
カフェインレスのコーヒーも発売されていますね。
実は、もう一つの選択肢に、代用コーヒーというものがあります。
その代表がたんぽぽコーヒーです。
この記事では、たんぽぽコーヒーの起源と作り方、楽しみ方を紹介しています。
カフェインのことを気にせずに珈琲タイムを楽しみたい
代用コーヒーという選択肢がある
カフェインが気になる私が、当時勧められたたんぽぽコーヒー。
これは「代用コーヒー」と呼ばれるもので、珈琲豆以外の原料を使って作られたコーヒー風味の飲み物のことを言います。
たんぽぽコーヒーの他には、大豆を使った「大豆コーヒー」、チコリを使った「チコリコーヒー」、どんぐりを使った「どんぐりコーヒー」などがあるそうです。
これはノンカフェインなんですね。
実は、カフェインレスとノンカフェインは異なり、前者はカフェイン成分を除去したもので多少のカフェインは残るそうですが、後者は初めからカフェインがないのです!
なので、健康を気にする方に喜ばれ、重宝されているそうなんです。また私の場合もそうなんですが、妊娠中や授乳中などの女性にも選ばれているんですね。
代用コーヒーが生れたわけ
先人の知恵から生まれました
この代用コーヒーですが、どのように生れたのでしょうか。
それは、輸入出が制限される戦争中などに、珈琲豆が自由に入手出来なくなり、何とか身近にある他の作物でコーヒーを代用できないかと模索してきた中で生れたと言われています。
ですから、各地で色々な作物から作られたコーヒーが誕生したのですね。
日本でも第二次世界大戦中に貿易の制限を受け、珈琲豆が不足しました。それでもお客様にコーヒーを提供したいと思うカフェが、たんぽぽなどを代用してコーヒーを提供していたと言われます。
こんな身近なところでも代用コーヒーが生れていたのです!
実はこのたんぽぽコーヒーは、ご家庭でも作れるんですよ。
コーヒーにはたんぽぽの根っこを使います。これを細かくしてからよく乾燥させます。それをフライパンでじっくりと焙煎し、挽いたものを煮出して頂きます。
ぜひ試してみたいですよね。
手軽に楽しみたい方は、最近お店にも置いてあるところが増えていますから、お買い物のついでに探してみてくださいね。
気になる代用コーヒーの味
コーヒー愛好家の中には代用コーヒーの味が苦手だという人もいる反面、コーヒーが苦手な方人がこれなら飲める!ということもあるそうです。
「コーヒー風味」なのでコーヒーとは違うものですが、コーヒーより苦みや渋みが少なく飲みやすいので、小さなお子さんから年配の方まで楽しんで頂けるんですね。
コーヒーと紅茶をブレンドしたような味という人もいるようです。
穀物を利用した代用コーヒーには食物繊維を含むものも多く、便秘解消やデトックス効果、また二日酔いにも効果があるため、健康志向の方にも重宝されていることも納得できます。