ヴィンテージワインの基準、グレートヴィンテージとバッドヴィンテージの違い | 桃色の雫
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ヴィンテージワインの基準、グレートヴィンテージとバッドヴィンテージの違い

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ヴィンテージといえば、年代物というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

なぜなら、ワイン以外にも、ヴィンテージジーンズなどにも使用されていますね。

実は、ワインでは、ヴィンテージとは2つの意味があります。

1つは、そのワインの原料でもあるブドウが収穫された年をいいます。もう1つは、ワインの生産現場で、ブドウが収穫されてワインが醸造される期間のことを指します。

この記事では、ヴィンテージワインの基準とグレートヴィンテージとバッドヴィンテージの違い、味と美味しい飲み方を紹介しています。

本当にワインを楽しむなんて、ちょっとできることじゃないみたいですね。

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ヴィンテージワインの基準

ワインにおけるヴィンテージの2つの意味

一般的に、ヴィンテージといえば、ブドウが収穫される年のことを指します。ワインの瓶のラベルには、年号が記載されているものがありますが、この年号も、ブドウが収穫されていた年を記載しています。

ヴィンテージワインの基準とは、ブドウの収穫年が15年以上前の物を指すことが多いようです。

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味に直結するヴィンテージ

グレートヴィンテージとバッドヴィンテージ

ワインの原料でもあるブドウは、その年によって出来に差があります。最近では、農業技術の向上で昔に比べて、大きな波はなくなりつつありますが、それでもワイン通の間では、その年のブドウの出来に注目が集まります。

グレートヴィンテージとは、ブドウの出来がとても良い年のことをいいます。バッドヴィンテージでは、逆に出来が悪い年のことを指します。

しかし、ブドウの出来は、その産地によっても異なります。2000年は、ボルドーではグレートヴィンテージとされていますが、ブルゴーニュでは、苦労した年だと言われています。

グレートヴィンテージとバッドヴィンテージは、あくまでもブドウの出来に関する評価です。ワインの良し悪しは、その後の生産者の腕や醸造方法でも変わってきます。バッドヴィンテージだからといって味が悪いとは限りません。

ボルドーでは、1982年、1990年、2000年。ブルゴーニュでは、2002年、2005年、2010年が当たり年だと言われています。

有名なヴィンテージワイン

世界最古のワイン

世界最古のヴィンテージワインは、ドイツのプファルツ歴史博物館で1世紀以上に渡って展示されているワインです。

西暦350年頃のローマ帝国の時代に作られたと言われています。ただ、このワインは発酵が進んでいるため、開けようとすると爆発して飛び散る危険があるとも言われています。

もし仮に飲んだとしても、美味しくはないだろうと言われています。

ヴィンテージワインの価格は、3000円程度から100万円近くまで、大きく差があります。これは、古ければ高いと考えられがちですが、そうではありません。有名な生産者の元で熟成されたワインほど高価になる傾向にあります。

美味しい飲み方

ヴィンテージワインを美味しく飲むために

ヴィンテージワインには、澱(おり)が出ていることが多いです。そのため、飲む前には1週間ほど瓶を立てておいて、澱を沈める必要があります。

ワインの温度も重要になります。赤のヴィンテージワインは16℃から20℃前後。赤の甘口ヴィンテージワインは8℃から15℃前後が最適だと言われています。

白のヴィンテージワインは10℃から20℃前後、白の甘口ヴィンテージワインは5℃から12℃前後と言われています。

ヴィンテージワインは、コルクを抜く時が要注意です。コルクがボロボロになって、抜けにくくなっているからです。そのため、螺旋が太く長めのオープナーを使うようにしてください。

色々と取り扱いが難しいヴィンテージワインですが、その分、味が良いのも事実です。是非、心から味わってほしいと思います。

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