万引きという罪は、窃盗の一種だということは誰でも知っていますね。
でも、なぜ、万引きと言うのでしょうか。
この記事では万引きの名前の由来やなぜ万引きを繰り返してしまうのかなどを紹介しています。
繰り返してしまう、と言うことはとても悲しくて残念なことですね。
万引きの名前の由来
江戸時代に関係が
万引きの意味は語源で「間引き(まびき)」に撥音「ん」が入った言葉であるという説があります。
「間」に「運」の意味もあるため、「間」と「運」が結合され、運を狙って引き抜くという意味で「まんびき」になったとする説もあります。
また、万引きはタイミングを見計らい盗むことから、タイミングの「間」からといった説もあります。
諸説あるわけですが、この万引きという言葉は実は江戸時代から使われていました。
繰り返される愚行
病気の可能性も
一度万引きをやってしまうと繰り返して行ってしまう傾向があります。
万引きは最初は注意ですんでいても、何回か繰り返し行ってしまうと、懲役刑となり刑務所に強制収容になる可能性もあります。
最近では、高齢者にも万引きが増えているそうです。
経済的理由で万引きを行い捕まるケースが多く特に大型スーパーで被害品は、食品な多くあります。
悪いとはわかっているがなかなかやめられない場合はもしかしたら病気が潜んでいる可能性があります。
その病名は「窃盗症」といいます。
あまり聞きなれない病名ですよね!!
窃盗症とは
病的窃盗
「窃盗症」や「病的窃盗」とも呼ばれる精神疾患のひとつです。
通常の窃盗行為は「○○が欲しいけどお金がないから盗んで手に入れよう」というように、行為者が利益獲得を目的として盗みを行うものです。
しかしこれに対して、窃盗症はお金があるのにも関わらず数百円の物の窃盗を繰り返したり、窃盗する物自体には大して関心を持たないことも多くあります。
窃盗後は、盗んだ物を放置したり、一度も使わずに捨ててしまうこともしばしばあります。
では窃盗症になりやすい人はどんな人なのでしょう。
お金はあるのに繰り返してしまう
通常、窃盗を行なう動機は「その物が欲しいけど、お金が足りなかった」といった、利益目的の動機があります。
しかし窃盗症の人は「窃盗している時のスリルが欲しい」「ダメだと分かっているのに止められない」といったように、利益目的と関係ない理由で窃盗を繰り返してしまいます。
ストレスが溜まりストレス発散のため
万引きを繰り返してしまう大きな原因が、ストレスや依存によるものです。
ストレスや不安、寂しさなどを感じ、その感情の穴埋めをするために、窃盗を繰り返して行ってしまいます。
買い物依存症の人が「買う行為」で満たされるように、窃盗症の人も「盗む行為」で感情を満たします。
他の病気との合併症が見受けられる
万引きを繰り返し行ってしまう窃盗症は他の病気を合併している可能性があります。
うつ病・摂食障害・女性のホルモンバランスの乱れなどが原因で、窃盗症を繰り返してしまうのは男性よりも女性が多くなっています。 これらの原因が万引きを繰り返してしまう主な原因と言われています。
どうしたら良いのか!!
治療方法は?
では万引きを繰り返さないためにはどの様に対処したら良いのでしょう!!
繰り返さない為にも家族や周りの方の協力が必要です。
本人1人では解決する事は難しいでしょう!!
もし、身内や家族に窃盗症の方がいたら理解する事が大切です。
万引きをして警察やお店から呼び出された際は、真っ先に叱ったり注意したりするのではなく、一緒に寄り添う姿勢も必要だということです。