みなさん、キムチは好きですか?
キムチといったら唐辛子がいっぱいで辛くて苦手?ん、残念。
実はキムチには乳酸菌がたっぷりふく含まれていて、乳酸菌たっぷり、体にもいいし、ダイエットにも向いているそうです。
ただし、発酵させていないキムチも多く存在しているとかで、なかなか深い世界みたいです。
この記事では、キムチの発酵の仕組みと体にいい成分を紹介しています。
上手に食べて、健康にもうまくいかせたらいいですね。
キムチが本当に体によいわけ
発酵食品だから、いろんなものが含まれている
キムチといえば思い出すのが白菜イメージが強いですよね。本場韓国ではなんとキムチの種類が200種類あると言われています。
その中でも日本でお馴染みなのが『白菜キムチ・胡瓜キムチ・大根キムチ』が代表的です。どのキムチも発酵により出来上がります。
では、キムチはどのようにして発酵されるのでしょうか。
キムチの発酵の仕組み
キムチを作るときには大量の塩を使います。その使用されている塩は、野菜に脱水作用を起こさせ、野菜の持っている微生物や酵素に影響を与えます。
キムチには野菜だけでなく、いろんな材料が使用されているため、それぞれに含まれている栄養素が塩と相互作用を起こし、微生物の増殖につながり、それによってさまざまな材料が発酵されます。
しかも、キムチはダイエットにも効果があるのです。
カプサイシン
キムチには欠かせない唐辛子の中身はカプサイシンという成分が含まれております。そのカプサイシンが脂肪を燃焼してくれダイエットになるのです。
血糖値を下げる
血糖値が上がると、膵臓からインスリンが分泌され血中の糖を各組織へ運んでくれるのですが、インスリンは余った糖を脂肪として溜めこむ働きも持つため、急激に血糖値が上がるとその分体に脂肪を増やすことになってしまいます。
しかし、キムチには血糖値の上昇を抑える効果があるため、インスリンによる脂肪の溜めこみを阻害してくれます。
食物繊維や乳酸菌も豊富
キムチの材料としてよく使われる白菜には、食物繊維が豊富に含まれています。また、キムチは発酵食品で乳酸菌を多く含んでいます。このようなことから、便秘解消に効果があると考えられています
手作りと市販では違う
市販のキムチは発酵していない
キムチはさまざまな作り方がありますが、本場韓国でのキムチ作りはまず最も大事なのはキムチのもとである「ヤンニョム」作りからはじまります。
ヤンニョムとは調味料の事で、ダイコンやニンジン、ニラなどの野菜の千切りや塩辛やリンゴ、ショウガ、ニンニクなどのすりおろしをあえます。
米のとぎ汁や米粉を出汁で溶いたものに胡麻や魚醤などを加えてペースト状にした物でこのヤンニョムを干して塩漬けにし、水分を抜いた白菜にまんべんなくまぶし、発酵させたものが白菜キムチになります。
それに比べて市販のキムチは添加物が沢山含まれており、また、乳酸菌入りとうたっているものもありますが、それは加熱後の乳酸菌であったりします。
そもそも自然発酵されたものではないことを覚えておく必要があります。